看取りの選択 | Toshieのブログ

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三日前から母が食事を飲み込めなくなったとのこと。
二日前に無理に食べさせると、誤嚥性肺炎の危険があるとのことで、老人ホームから看取りをどうするかとの電話があった。
このまま見守るか、担当医に往診してもらい点滴を受けるか、脳外科でMRIの検査を受けて治療するか?
わたしは、辛いけれど、医師に往診してもらっての点滴を希望した。
辛いけれど、延命治療はお断りした。
脳梗塞からの右半身不随と認知症から、自宅では生活できなくなり、かれこれ11年この老人ホームに暮している母。
二日前に会いにいった。
声をかけると目を開いたり閉じたり。
手は冷たくなっていた。
苦しそうではなく、安らいでいた。
住み慣れた所での看取りが、一番の選択だと私は判断した。
もしかしたら持ち直すかもとの望みを持ちながら、経過を見守るばかりである。
来月の誕生日で93歳になる母
「頑張ったね。もう頑張らなくていいから、あとは心配しないでね」
などと声かけをした。

☆点滴の看取りを施設に頼みたり92歳の母は安らぐ