久しぶりに私自身の病気について触れてみようと思います。
本当は、まだ心にしっかり傷を作ってしまったこのことは避けてたんですけどね。
この病気を診断された方、結構いるんじゃないでしょうか。
診断された方でも9割方良性の方でしょう。
私は1割組み。
私は葉状腫瘍で命を落としかけた一人です。
私がこの病気にかかった時、『葉状腫瘍』って言葉があったのかもわかりません。
私を担当したお医者様が言うには、
『日本中の医学書を読んでも同じ細胞が見つからないので、海外の医学書まで調べました。』
とのこと。
通常、手術なんかで腫瘍を調べると、1~2週間で検査結果が出ますよね。
私の場合、特殊な細胞が見つかったため、3週間近くかかりました。
で、お医者様は
『結局オランダの50年位前の医学書でやっと見つけました。』
と言いました。
横文字で病名を告げられ、さっぱり覚えられなかった私と母に、
『無理やり訳すと「葉状腫瘍」です。』
と和訳つきで説明してくれました。
葉状腫瘍と診断された最初の患者かもしれませんね。
何せ、私、モルモット状態で、今でも病院から
『生存確認』
のお電話がきています。
すごいでしょ?
でももういい加減開放して欲しいです。
多分私の取り出された物体は、今でも北大の中に
ホルマリン漬けにでもされて保管されてるんだろうなぁ。。。
それから転勤なんかで何人も担当のお医者様が変わりましたが、
2年くらい経った頃、新しいお医者様に
『葉状腫瘍という病気は知っていますが、直接関わるのは初めてです』
なんて言われたこともあったなぁ・・・。
その当時、ネットには何の情報もなく、
ずっと不安な思いをして過ごしていました。
今日、かな~~~~~り久しぶりにネットで『葉状腫瘍』を検索してみると
まぁぁぁ、ビックリするくらい引っかかる。
こんな私でも医学の進歩に協力できたのかな?
こんな私でも誰かの命を救う協力ができてるのかな?
私が何かしたわけじゃないんだけど、データの一つとして役に立ててたら、
私が病気になったのも、悲しい思いをしたのも
無駄じゃなかったんだって思えるじゃない?
あの時、思い切って病院にかかってよかった。
そして真剣に診てくれて、適当な検査で済ませない、優れたお医者様にめぐり合えてよかった。
支えてくれる大切な親友がいてくれてよかった。
パパさんに会える命をもらえてよかった。
姫様に会える人生をもらえてよかった。
そんなことを考えた一日です。