こんにちわ、cocodaです。
非常事態宣言、解除され、ステップ2にもすすみそうですね。
成り行きを見守るしかないか・・・![]()
さてさて、アセクシャルの女性、30代前半。
彼女は一般的な結婚は無理だと思っていたので、
仲の良いゲイの友人に偽装結婚(?)、ずっとお願いしていました。
仲がいいから、恋愛感情がなくてもいい夫婦でやっていけるだろうと。
男性のほうは助けになってあげたいけど…と悩んでました。
女性のほうは子供がほしいというのと、
親からのプレッシャーから解放されたい、
というのが背景ありました。
男性はさんざん迷った挙句、関係が悪くなっても仕方ない、
いう覚悟で断りました。
女性はその後、別のゲイの方を探して結婚し、
子供ができてから離婚しました。
相手のゲイの方は、一度結婚すれば、離婚しても、
親もそれ以上は言わないだろうという、お互いの打算の結果でした。
これは一つの手段、選択ですが、
このような一般とは違う行動や悩みが生じるのも、
セクシャリティの影響ですよね。
子どもが欲しいという希望は達成&
はじめからシングルマザーを
決定された結婚。
私自身も、アセクシャルでなかったら、
どんな人生だったんだろうなぁとよく思います。
人生は誰でもたいへんなことのほうが多い。
彼女もお子さんがいる人生を楽しむ!で頑張っています。
女性に性欲を抱かないゲイの人との結婚を、
考える人もおられるかもしれません。
アセクシャルとゲイの方との組み合わせでは、
男性→結婚後は別々で暮らし、親せきつき合いもなしで
女性→生活の保障と親せきのイベントや子育ても参加してほしい
という傾向がわりと、ある気がします。
なので、結婚までいく例は案外、少ないかもですね。
特に同居となると。
私は、1回目の結婚のとき、毎日家に帰るのがいやでした。
(お相手は一般的なセクシャリティ)
いまでいう、りっぱなフラリ(ウ)ーマン??(笑)でしたね。
昔の世代なんて見合い結婚で、
1度だけ会っての半ば強制結婚も珍しくなかったんだし、
田舎なんて嫁いだ先で、封建的に仕えるような結婚だったし、
その時代に比べれば…、それにいつかは慣れるはずだ、
と自分に言い聞かせていましたが・・・無理でした!
離婚が決まり、わたしが荷物を取りにマンションにいって、
最後、ドアを出ていくところでの彼の言葉
「ぜったい後悔するよ」
でもなかったです、一度の後悔も。
解放感でいっぱいでした。
一度目の結婚は、彼のほうの親せき付き合いはなく、
楽だったはずですが、新婚生活のあまーい雰囲気を
出されるのがだめでした。寂しがりやのところもあり、
甘えてきたり束縛される感じが、一緒に生活を始めてから増しました。
そうなると、わたしのほうは逃げ腰になり、
フラリーウーマンになって、なるべく一緒にいる時間を減らすようになりました。
仕事がない土日はきつかったですね。
彼はそんな私にとてもショックを受け、
傷ついていました。私の行動は、
彼のことが嫌いで生じているわけ
ではないわけですが、彼には理解は難しいですよね。
こうも言われました。
「ひとりで牢獄に暮らしているみたいだよ」
新婚生活を楽しみにしていた彼にとって、
毎日が孤独でつらくて、いろんな人に相談もしていたみたいです。
傷つけていることへの罪悪感と、
彼から責められるつらさや、
改善方法がみつからない閉塞感。
アセクシャルでなかったら、どんな人生だったろう。
(しつこいですね・笑)
そして、そう生まれてしまったものは、どうしようもありません。
先のシングルマザーの彼女のように、前を向いて歩いていくしか、
自分なりの人生はひらけない気もします。
この年になると、力もなくなってきますが。
私のように、誰かの人生を自分の巻き添えにしないように、
一般的なセクシャリティの方との結婚は、
慎重に慎重を重ねるほうが、いいかもしれないですね。
もっとも、わたしは誰にもセクシャリティについて話していないので、
話しているかいないかによっても、異なるかもしれませんね。
