゚+。君に届け。+゚
Amebaでブログを始めよう!

車窓

yun_3096.jpg
知らない
街にきた



誰一人
僕のことは
知らない





車窓から
見える
住み慣れた
街並みは
どんどん
かすみ
離れていった
あの日の午後




傍にあるのは
簡単な
手荷物だけだった





知らない
街にきた



誰一人
僕のことは
知らない




わずかな
希望だけ残して…

yun_1986.jpg
電話ごし




雨の音にまじり
聞こえる声は
震えていて



あまりに
君を遠くに感じた





ためらいと
無言は
二人の距離を
広げるだけで
雨の音で
二人の存在は
かき消されるだけだった




君が
いなくなった後…





君と僕の
時間だけは
永遠に止まった

本当の幸せ

200706051417000.jpg

あの頃の
僕は…
目の前にある
小さな幸せには
すぐに
気がついていた




本当の幸せを
探した時
それは
目に
見えるものじゃなく
あたりまえのことだった…




幸せは
いつだって
近くにありながら
すぐには
気づきにくく





失ったり
時間が経たないと
気づかない方が
多いいんだ