前回の診察日から今回の受診までの間に、先生が思っていたより進行している。と言われました。

自分でも感じていました。


延ばしていたけど、胃ろう、気管切開などもう決めとかないと…どうするか?と聞かれました。


確定診断後、退院してすぐの時は娘にどんな姿になっても生きていてほしい。と言われ一緒に泣きました。


娘が1番悲しまないのは、そうなのか。

あれから、いっぱい悩み考えました。


いっぱい調べて、いっぱい考えて、家族の負担と自分の辛さを考え、しない。の割合が少しずつ大きくなっていきました。

それでも、その時になり、どうなるかわかりません。


前にも聞かれたが、又最終確認のように聞かれ、

先生にしない。そう伝えたら泣きそうになる。

どうしよう。そう思っていた時

娘が冗談ぽい口ぶりで言いました。

「お母さんポックリ逝きたいんだって」


そう、時々私が冗談ぽく、

何もしなくてポックリ逝くのがいい。なんて言ってたから。


でもあっけらかんとした言い方がなんだか可笑しくて笑ってしまいました。娘も笑って、いつも親切にしてくださる看護士さんも笑って、涙引っ込みました。


先生だけは、ちょっと目をまるくしていました。

私は担当医の笑った顔を見たことがない。

冗談も雑談もしない。真面目な先生です。

こんな大変な病気で大変な話なのに笑ってる家族にびっくりしたんでしょうね。

でも私は娘の一言に助かりました。


胃ろうも

栄養や薬など入れてもらったり、白湯を流してもらったり、洗浄など、家族の時間…負担も増えるんだろうな。


胃カメラが辛くて、2度とやりたくない。と思っていた。術後の痛みや違和感にも耐えられるだろうか。


入院することを考えたら、なかなかすぐには返事もできず…

上手く喋れない、手も足も思うように動かせない。1人ではできない事いっぱいでの入院は、

不安しかない。

入院したら、今より動けなくなって、もう食べれなくなるんじゃないかとも思う。


これが進行性でなく、治るものなら、すべて我慢して耐えられると思う。

いや、進んでするのにな。


次の診察日に検査をして、

返事をすることに…。


もうすぐ、クリスマスとお正月がやってくる。

それが終わるまでは

何も考えずに家族と楽しく過ごしたいな。と思っています。


サンタさんからのクリスマスプレゼントには

治す薬をもらい

お正月の初夢は元気になっているという正夢。

そんな夢の夢をみながら…。