どうもKabosuです。

最近暑いわね真顔

汗が滝のように出てくるわ波

これは更年期なのかしら、単に暑さのせいなのか。

まあどうでもいいわ。

暑い事に変わりはないんだから。

 

さて、こんなシミ臭い話題ばかりのKabosuにも若かりしピチピチの時代があったのよニヤニヤ

 

そう、それはKabosu10歳の頃。

 

仲良しのご近所家族が海外赴任になり、会いにいく為に初めての海外旅行に出かけた。

 

そしてそこで初めてKabosuが将来働く航空会社の飛行機に乗ったのだった。

 

当時飛行機に乗ったのは人生で2回目。

 

なんとKabosuは当時から飛行機好きだったにも関わらず、

 

大の飛行機恐怖症

 

だったのだ。

 

そうKabosuは高所恐怖症、閉所恐怖症、何より飛行機の安全性を全く信用していない子供だった真顔

 

飛行機は大好きだけど、乗るのは好きじゃない。

 

なんとか行きは無事に到着した。

けれど、帰りは墜落するかもしれないゲロー

 

そんな事を考えてたら旅行も楽しめない。

 

そんな10歳のKabosuであった。

 

が、遂に帰国の日となった。

 

もしかしたら今日が人生最後の日になるかもしれないと幼いながら悟っていたのを思い出す。

 

そして案の定、帰国便にてKabosuにとって恐ろしすぎる出来事が起こったのだった、、

 

台風通過滝汗

 

 パイロット: この先気流の悪い中を通過します、シートベルトをしっかりとお締めください。

 

逃れられない空間で逃れられない恐怖と戦わなければならない幼きKabosu、、、

 

おおお、揺れてきた揺れてきた笑い泣き笑い泣き

 

窓の外ではゴロゴロと雷が光り輝いていた雷

 

『もう降ろしてくれ〜〜笑い泣き

 

通路側に座っているKabosuの顔は明らかに強張っていた。

そして座席のアームレストをしっかりと掴み、いかにも私力んでますという雰囲気を醸し出していたに違いない。

 

そんな中、40代くらいの女性CAがシートベルト確認の為巡回に来た。

 

そして、Kabosuの席の前で立ち止まり、

 

『アーユーオーケー?』

 

とまるで女神のような笑顔で聞いたのだ。

 

当時Kabosuは英語は全く話せなかったが、多分そう言っていた気がして小さく頷いた。

 

女神CA: お子よ、大丈夫よ。

私がいるから安心しなさい。

この飛行機は絶対大丈夫なんだから。

(多分こう言っていたというKabosuの妄想)

 

彼女は私の手を握って優しい微笑みを浮かべて去っていった。

 

10歳のKabosuの心は何だか救われた気がした。

 

そして、機体はフリーフォールのような上下の揺れを何度も繰り返したが、

 

あの女神様がいたらこの飛行機はきっと大丈夫だと安心感を持つ事ができたのだ。

 

その後、揺れは無事に収まり、安心したのかKabosuは眠りについた。

 

降機の際に、そのCAさんと一緒に撮った写真は今でも大切な宝物だ。

 

あの時の少女が16年後同じ航空会社に入ったなんて、彼女は知りもしないだろう。

 

一瞬の何気ない思いやりが、誰かの人生を変えるきっかけになるということを学んだKabosuであった。

 

完 

 

あとがき

 

飛行機恐怖症の方は意外と多いのではないだろうか?

なぜKabosuが飛行機恐怖症を克服したかはまた後日ブログに書こうと思うけれど、

もし機内でパニックになってしまった時は、迷わずコールボタンでCAを呼ぶといいわパー

不安な気持ちを吐き出すだけでも落ち着く事があるから。

 

過呼吸や意識を失ってしまう人も中にはいるから、決して飛行中の体の変化を侮ってはいけないわよ目