季節を問わず一年中、気分の浮き沈みはあるのですが、特に秋から年末にかけて、落ち込むことが多くなる傾向があります。


今日は、昨日無理をしたので昼まで寝ていて、でも気持ちは落ち着いていたのに、夕方になって急に落ち込みがやって来ました。

せっかくなので、この機会に落ち込みについて考察してみました。



落ち込み方もいろいろあるけれど、今回は「急に」気分が変わった、その変化の急激さに違和感があって鬱っぽさに気が付けたようです。

あと、思考の内容そのものへの違和感。特に、消えてしまいたい思考が出てくると、「あ、病気ね」と思います。自分の考えではなく、病気がそういう考えを勝手に作っている、と感じます。


まず気付いて、それから思考の内容を自分から切り離す。

私の場合、それに成功すると、落ち込み自体は消えなくても、あまり気にならなくなるようです。



逆に、気付かない時や思考にとらわれる場合もあります。泥沼にはまっていくような辛さです。


思考にとらわれる場合、その時は鬱的な思考と戦っているのだと思います。

変えたい、考えたくない、消したい、と。

自分が生み出している思考だと思っているから、自分でなんとかできる、しなくてはならない、と。


そうならないようにするには、やっぱり、まず鬱っぽさに気付くこと。そして鬱が考えてることを自分の思考だと思わないこと。それが必要なのだろうと思います。



そんなことをつらつら考えているうちに、今回の落ち込みの波は穏やかになってきたようです。


いつもこうやって受け流せたらいいなぁと思いますが、結局、気分の変化に気付かないまま巻き込まれることのほうが多いです。なかなか一筋縄ではいかないですね。


落ち込みとか鬱とか、若い頃からずっと付き合っていますが、少しずつでも理解して、対処法を身に着けられたらいいと感じます。

多分、そうやって一緒に生きていくものなのでしょうね。