唐突ですが、私は精神の障害者手帳を持っています。
2年前、うつ状態で休職→失職した頃に申請をして取得しました。精神の手帳は、重い方から順に1級・2級
・3級とあり、私の場合、当時の状態で2級です。
2年に一度更新があるのですが、今回初めての更新で3級になりました。つまり障害等級が軽くなった、ということ。
それで。
何が釈然としないのかというと…。
「残念ながら等級が下がった」と言わんばかりの扱いだったり状態だったりになった、ということ。
確かに2級から3級に変わると、行政から受けられるサービスが劣化します。
「障害が軽くなった」と素直に喜べないのも確かです。私個人の場合、必ずしも生活上の問題が軽くなったとも言えない気がしますし。働けていないし。正直に言えば、手帳2級を根拠にしたサービスを受ける準備をしていたから、3級になって慌てた自分もいます。
それでも。
本来的に障害は重いより軽いほうが良いはず。
なんで、良くなったら罰ゲームみたいな感覚にさせられないとならないのか。
等級下がって残念みたいに言われないとならないのか…。
窓口で新しい手帳を受け取ったとき、最後にちょこっと出てきた人が「具合が良くなって云々」と言ってくれました。
事実はどうあれ、そういう考え方をしたい、と、少し救われた気分で思ったのでした。