たまたま見た「シュタイナー入門」の無料動画の文字に、懐かしさで

覗いてみたくなって入門させて頂きました。全部で4話。

 企画は、長倉 顕太さん

 語り手は、和製シュタイナーと云われる建築家の樋口延之さん。


 もう40年前の話になります。

 私は、20代の頃は、縁あって母校の高校のPTA職員として事務をしていました。

 元々、積極的な人ではないですが、お友達もいるにはいるで難なく生きてるつもりでいました。

 ある時、PTAの担当もしていた化学の先生から「こんな会があるけど、参加してみないねー?」と、お誘いの声がありました。

 それが「シュタイナー教育研究会」でした。

 教育者でもない私に、なんで?と思いましたが、なんと私自身全然氣がついていませんでしたが、

 歩くとき、右足と右手を同時に出して歩いていたそうです。

 自分で言うのもなんですが、毎日の仕事は真面目に取り組んでいました。

 正直、ひっきりなしにかかってくる電話にうんざりする事もありました。

 それで、銀行に行くついでにお昼ご飯は、いつも外で済ませることが多かったように思います。

 1時間でも外に出ることで、なんとか心のバランスをとっていたのでしょう。

 でも言われるまで全然氣が付きませんでした。歩き方が、変だったなんて。


 それを見かねた先生が声をかけて来たのです。

 それから教育会のメンバーの美術の先生が「美術室に遊びにいらっしゃい!」と声をかけてもらい、一緒に絵を描いたり、かわいいお花が届いたり‥メンバーだった先生方には、色々氣使ってもらってたんだと、感謝の想いです。


 シュタイナー教育を語れる程、深く勉強してはいないんですが、

 個性を大切に、成績で優劣を付けない授業。とても"感性"に重きを置いてた印象でした。

 シュタイナー学校では、生徒さん達がのびのびと過ごしている印象が、"こんな学校もあるんだ〜!いいな〜!"と思ったことが蘇って来ました。


 私は、教育者でも子供を持つ母親でもないですが、今の時代 私みたいな"生きていくのが下手な人"結構多いんじゃないかと思います。


 今の時代だからこそ、「シュタイナー」なんだと仰ってた長倉さんの言葉。確かに!と思います。

 「シュタイナー」にこだわる事もないと思いますが、今のままでは子供達が潰れてしまわないかと。キラキラした目を取り戻して欲しいです!

 変わる時。

 水面下で動いてますね。