少し前に実家に帰った時に
中学の時の友だち5人と食事をしました。
夏に会うことができなかったスーちゃんに会えました。
彼女は昨年12月に
筋萎縮性側索硬化症(ALS)にかかっていることがわかりました。
今年の3月に会った時は
杖を突いて不自由ながらもゆっくり歩くことができていました。
でも、8月に転んで以来
歩行器を使って何とか家では生活していますが、
外出する時はだれかのお世話になっています。
それでも、
自分のことよりも、息子や孫の心配をしているので
集まった友だちが、
「自分のことを一番に考えな~いかんよ」 と言い聞かせていました。
食事の時は、
お箸は使えないけど、スプーンとフォークで良く食べます。
お腹は関係ないと言ってました。
そんなスーちゃんは
体は不自由になっても、まだ話せるし
こうやって人の手を借りるけど
外出できるからいいとよ~って
いつも前向き。
小さいことでくよくよ悩んでいるのが、
スーちゃんに申し訳なくなってくる。
スーちゃんが、みんなに
「自分の足で、どこへでも行けることを感謝しないといかんよ」って
そして、
私たちに、こうやって会ってくれて感謝してるって言ってくれた。
何もしてないのに
ただ、会って一緒に食事して、いっぱいおばさんトークを
しただけなのに。
そんなスーちゃんの悩みは
ALSの症状で人の手を借りないと生活できないのに
介護認定が出ないので、医療費で手出しが多いとのこと。
でもね、
そんな不安も、
ガハハといって笑い飛ばして、
「しゃべり過ぎて、お腹いっぱいだ~」だって
また、来年もこうやって会おうね。
いつまでも元気でいるんだよ![]()
最後まで、読んで下さり
ありがとうございました。