生きてるから。さわって。
わたしの からだ。
わたしの こころ。
生きてるから。さわってほしい。
魂の声の絵本作家 たにもと あゆみんです。
あなたの 魂は いま なにを 思ってますか。
あなたの 心は いま どんな未来を 望んでますか。
あなたの 瞳は これから 何を見て生きたいですか。
わたしの 未来は わたしが つくる
わたしの いまは わたしが つくる
あなたの 未来に わたしは いますか。
恋文絵本 「かりそめの星で ~ツインソウル~」
5 瞳が潤んでて
心が開いてた
開け放たれた扉の前に
同じく開け放たれた扉があった
あなたは わたしですか?
そうだよ 君は ぼく
君は ぼくですか?
そうでした あなたは わたしでした
ようやく 会えたね
ふたりの瞳は
おたがいの瞳の 深くて遠い奥の部屋で
確かめ合ったのでした
6 かつて ふたりは おなじ真っ白いたまごのような
やらわかくて あたたかなところで
語り明かし
笑い合い
寄り添って眠っていた ふたごでした
ふたりが出逢ってからすぐに
愛に包まれた 安らかな あの場所に戻りました
ふたりの夢の中
いつも いっしょだったね
笑い合う 瞳の奥
7 魂は 音叉のよう
体は 裏返されたよう
出逢いの波動
いまもずっと
あああ 探していたのは あなただったか
あなたが わたし だったのか
わたしは わたしのふたごに 出逢えることを
ずっと求めて
ずっと探して
ずっと迷って
まちがいもし
後悔もして
ようやく 巡り会えたのか
8 こころが 近くても
こころが 遠のいても
からだが 近くても
からだが 遠のいても
ゆらりゆらり 揺れていても
なにがあろうと だいじょうぶ
動かぬ
動じぬ
S極とN極を兼ね備えた ひとつの磁石
ふたつで ひとつ
ふたつで 完成
ふたつで まわる
9 もう 探したりしない
もう 迷ったりしない
もう 間違いたりしない
あの 探していたとき
あの 迷っていたとき
あの 間違えていたとき
すべての おかげで 「いま」 なんだ
10 おひさまが 言った
「きょう ここに在る あなたには
もうひとりのあなたが いてくれる
あなたとあなたとで 手をつないで
愛へ愛へ~~~」
わたしは わたしの中にある「愛」を
伝えるために
素足のような気持ちで
外の空気をいっぱい吸いこんだ
そうしたら 溢れてきた
「すべては 愛で 包まれている」ことが
~~ おしまい ~~
わたしは たくさんの迷い道を歩きました。
そして たくさん 中途半端にしてきました。
恋人も 浮気も 本気も 愛人も
さまざまな形の 愛を 経験してきました
きっと 探していたのだと思います。
わたしが わたし自身を
この世に生まれてきたのは
すべての感情や感覚を 体験するためにきました
けれど
その体験をしながらも
どこかで あの「やわらかくて あたたかくて 愛に溢れている故郷」へ
還りたくなるものです
人とは わがままな生き物ですよね
あの故郷へいるときには
この世に来たい って思っているのに です
だから いろんな経験をして
いろんな感情を感じて 味わいつくしてください
どんな恋心でも 大丈夫
あなたは あなたそのままですから
読んでくれて、ありがとう
愛を込めて あゆみん