Guten Tag! <グーテンターク>🇩🇪

こんにちは🌷

現在ドイツに留学中の大学生、サツキです!

今回は初めてのブログ投稿ということで、ドイツに暮らしはじめて驚いた、ドイツの公共交通機関の遅延についてご紹介したいと思います。




サムネイル

初投稿の内容が「電車の遅延」っていうのもアレですが、ドイツで生活する際について回ることなので共有したいと思います…!
それでは、実体験を交えてご紹介していきます〜🌷







ドイツの電車は遅延が当たり前、、、?


 「ドイツの電車は基本時間通りに来ない」とは日本にいる時からよく聞いたものですが、こちらに来るまではそこまで酷いことはないだろう、とたかを括っていました。しかしながらこれはドイツの洗礼です。私も例に漏れず、それが全くの真実だということを身をもって実感いたしましたにっこり笑い



 私が初めてドイツの電車を利用したのは約20時間のフライトを終えて空港に到着し、ホームステイ先へと向かうまでの道中でした。この時は幸運なことに、地下鉄も何もかも全てが時間通りでした。それによって「やっぱり、ドイツの電車の遅延はそんなに酷くないんだ!みんな誇張しすぎだよ〜よかった〜」と勝手に安堵してしまっていました。



 しかし、もちろん

 そう簡単にはいきません!!



 ことが起きたのは大学の授業初日です。この日はあいにくの天候、雪です雪の結晶「寒い、寒い」と言いながらバスを待っている私。しかし待てど暮らせどバスが来ません。あれ、アプリ(バスの時刻を確認できる)で検索の仕方でも間違えたかな、と思いスマホで時間を見直しますがやはり合っています。この日がほとんど初めてのバスの利用でしたので、不安が募ります。キョロキョロと周りを見回すと、周りの人も待っている様子です。どうやらやっぱりバスが遅れているようです。「まあ、雪だからしょうがない、待つか」と思い待つこと10分、20分、30分…。



 遅刻確定無気力!!!



 バスのアプリの使い方にもまだまだ慣れておらず焦るばかりです。早く学校へ行かなければ!という焦りと不安と雪による寒さで、私はだんだんとイライラしてきました!「何??もう来ないの!?バス消えた!?来ないなら運休したとか教えてくれ!!次のはどのバスなんだ?でも、その次のバスも来る確証ないな!!」と。心の中で悪態をつくもバスは来ず、、、



 結局私は授業に40分ほど遅刻しました。大学生活のスタートにはもってこいのエピソードですね!幸いなことにその日はたくさんの学生が遅刻していましたので全く問題ありませんでしたが、バスが来るまで気が気ではありませんでした、、、。遅延すると話に聞いていたのはおもに電車でしたので、完全に油断していました。大学初日のバスの遅延(+運休)は私にとって衝撃であり、この時ドイツのバスへの信頼は失われました。


 それ以降、バスが時間通りに来ることはほとんどなく、天候が良好な日でも2、3分の遅延は当たり前です。何故か来ないこともありましたにっこり笑い時間通りにバスが来るのを期待しなければいいのですが、私もまだまだです。たまにいらいらっとしてしまいます。




 

 このままだとドイツへのマイナスプロモーションをしただけになってしまうので、ここでフォローしておこうと思います!



 たま〜に良いこともあります花



 バスが遅延していたり、急に天気が悪くなってきた場合、バスの運転手さんが「乗って乗って!チケット買わなくていいよ!」と言ってくれることがあるのです!毎回ではありませんがたま〜にこう言うことがあります。


 私はゼメスターチケットという、州内の公共交通機関をほぼ全て無料で乗れるカードを持っているので正直無料になっても関係ないのですが、遭遇すると嬉しくなります。これがどのタイミングで行われるのかは正直謎ですし、バスの運転手さんの気分の可能性もありますが、こう言った対応の仕方はなんだか素敵だな、と思ってしまいますブルーハーツ(これだけでは名誉挽回には足りないと思いますが昇天)




 ここまではバスの遅延のお話でしたが、もちろん電車も遅延します。しかし今のところは、電車の遅延は個人的にはバスよりも気になりません。と言うのも日常的にあまり電車は使わないからです。電車を利用する際は、少し遠出をする時なので比較的気持ちと時間に余裕があるからでしょうか。


 電車が遅延する際はアナウンスが行われたり電光掲示板に表示がされるので、個人的にバスよりもわかりやすいような気がしています。電車もやはり常に定刻通りというわけではなく、よく遅延のアナウンスが流れていますにっこり笑い



 電車の遅延はそこまで気になっていないと言った私ですが、実はこれまでに1時間30分の電車の遅延を経験したことがあります昇天そんなに待たされて怒らないの珍し!って思われるかもしれませんが、これには理由が二つあります。





 一つ目は、旅行を終えた帰り道だったと言うことです。国内旅行を終えて家へと電車で帰る途中で1時間30分停車してしまった、という状況でした。この時に個人的に幸いだと思った点は、電車の中で待つだけで良かったと言うことです。もし乗るはずの電車が来ずに同じ時間までと言われたらキレていましたが、座席に座っているだけなので大丈夫でした。

 停車理由が、原因不明の車両の故障だそうで、もちろん直らない可能性もあり不安しかありませんでしたが、時間はあるし待ってみるか〜と言う気持ちでした。途中「別の列車に乗り換えるという選択肢もあるけど、多分混んでて席は確保できないと思ってください」と言うようなアナウンスがありましたが、旅行帰りで電車で立つのは嫌だったので待つことを選択しました。そして待った甲斐あって1時間30分で車両が直ったので結果オーライでした。


 二つ目は返金対応があったと言うことです。Deutsche Bahn(ドイツ鉄道)は遅延した時間の長さによって返金対応をしており、今回の場合は25%の返金対応を受けられるということでした。1時間30分座っていただけで儲けた!と言う思考となり、私は逆にハッピーになっていましたにっこりちなみに返金を申し込む手続きは全てDBと言うドイツ鉄道の公式サイトにて簡単に済ませられます!



 私の場合は終わり良ければ全て良しパターンで運良く上手く行ったのでいい思い出ですが、私の友人には乗り換えが遅延でうまくいかず、行けるはずだった場所の観光を断念した子がいるので要注意なことに変わりはありませんね、、、。


 以上が私がドイツに来て3ヶ月と言うところで体験した、公共交通機関にまつわるエピソードでした。今の所は電車等の遅延でお金が無駄になったとか言うことがないので私は幸運な方なのかな、という気がしています。しかし、いつ来るかわからない電車やバスを待つ時間は気持ちがいいものではないの、でドイツの公共機関が再整備されて時間通りに来るようになることを願うばかりです…。

 ではまた更新します!Tschüss!🌷