あなたは今、どんな想いで生きていますか?
今、どんな未来を描いていますか?
10年後の自分に伝えたい想いはなんでしょう?
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今日、夫とご飯を食べながら、
たまたまつけていたテレビでやっていた番組、
NHKスペシャルの
「“震災タイムカプセル” 拝啓 二十歳の自分へ」
を見ました。
舞台は、岩手県山田町。
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた町。
当時小学校を卒業したばかりの6年生たちは、
今年二十歳になって再び小学校に集まり、
タイムカプセルに入れ校庭に埋めていた
「二十歳の自分に宛てた手紙」
を掘り起こしまし、
当時の自分からのメッセージを受け取る、
というお話でした。
少年少女たちが手紙を書いたのは、震災のすぐあと3月下旬。
震災で、自分の家や故郷が津波で流されたり、
親族や知り合いの方が亡くなられたり、
まだ小さい少年少女たちに
どんなに重く悲しくのしかかったことか。
そんな少年少女から、
二十歳になった彼らに
震災直後のとてもストレートなメッセージが届きます。
『大津波のことを、忘れないで。』
『町を元に戻してほしい。』
『お母さんを助けてあげて。』
『自分の夢に向かって』
(記憶を辿って書いているので、
もしかしたらちょっと言葉のニュアンスが違っているかも。
間違っていたらすみません。。。)
二十歳になった彼らは、
自衛隊、警察官、看護師、東京メトロ職員など
それぞれの夢や進路を歩んでいます。
そして、当時のメッセージを受けて、
当時の想いと現在の気持ち、時には葛藤を抱えながら、
それでも決意を新たに
それぞれ自分の人生を進み始める。
そのような内容で
エンディングを迎えました。
私は、番組をみて、
久しぶりに、背筋が「ぴーーーん」と伸びるような
そんな感じがしました。
私は、彼らのように
自分の人生に向き合って生きているだろうか?
私は、今、そしてこれからを、この命をどんな想いで生きるのか?
10年後の自分に手紙を送るとしたら、
どんなメッセージを送るのだろうか。
さまざまな思いを抱えながら、
命や自分の人生、自分の使命と一生懸命に向き合う青年たちから、
多くのことを思い出させてもらった気がします。
私も、少しでも誰かのために役に立つ人生でありたい
そう思った2019年の3月11日でした。