昨日観てよかったと書いた映画。

 

 何にそんなに惹かれたのかなあと考えて

 思ったのは

 映画の舞台は1990年代の台湾。

 台湾は日本よりもちょうど10から20年遅れた感じ

(今はそんなこともないと思うけど)なので

 日本で言うところの1980年代のお話、の感じなの。

 つまり、もろ自分と重なるというか、なんというか。

 不良の感じとか、ものすごーーーく

 あの時代のものだったし、

 携帯がないところでの

 家の電話が鳴ってのシーンとか

 懐かしいなあと思うところが

 ちらちらとあるんだよね。

 不幸の手紙も、今ではメールだけど

 当時は手紙だったよなあとか。


 そんな時代のピュアな初恋話。

 もう絶対に戻れない自分の

 そういう時代と重なるところがよかったんだと思う。

 なんか泣けてくるんだよね。

 そして、今まさに自分の子供が、その世代に入ってきている

 というところも。


 もう一回観たいと思って子に少しはなしを聞かせたら、

 行きたいといってくれたけど。


 時の流れ方がすごくいい映画だった。


 次に観たいのは、「マダムフローレンス、夢見るふたり」