メキシコの壁にはよく絵が描かれています。
これらの絵は、落書きや劣化によって、定期的に描きかえられるため、数年程度の保存です。場所によっては数か月で落書きにより見るも無残な状態になり、また描きかえられる・・・を繰り返しています。
人目に付くところはもちろん。お店もなく、人通りが少ないとろで見つることができ、また、絵が描かれているだけで、すこしホッとします。
建築にしても、音楽にしても身近に芸術に触れられる機会の多いメキシコ。
壁に絵を描いているのはプロはもちろん、アートスクールの学生のもの、素人がイベントで集まって描いたものなどさまざま。
きちんと下書きして、スプレーだけでなく、ペンキや筆も使って細部までえがかれている物が多いです。
レストランなどの飲食店では外壁の装飾としても、店内の装飾としても壁に絵が描かれています。
これは、ビザ屋さんの外観
お店のシャッターなどは特に絵が描かれていることが多いですが、普段はあまり目にすることがありません。
でも、今年はコロナで営業できない間、シャッターに描かれた絵を、日中でも見ることが出来ました。
ソカロ歴史地区のお店のシャッター。ソカロでは店番の偶数・奇数で隔日営業の対策が取られています。
保存されることがなく、すぐに見られなくなる壁の絵。
知人が書いた壁絵も2年程度で描きかえられましたそうです。
メキシコへ来たら、散歩がてら壁を意識して見てください。
いままで、見つけた絵を電子書籍にしています。KndelUnlimited利用の方は無料で見ることができます。
はかない壁の絵を写真で取るようになったのは、私も絵を描くことが好きだから。ついつい写真に収めていました。
子どもの頃、ダメだとわかっていても家の中の壁に絵を描いていました。
道路や塀などはチョークなどで書いたり。いろいろなところがキャンバス。
子どもの頃こんなクレヨンがあれば、怒られなくてすんだのに!!とおもう画材を紹介しています。



