
今回のテーマは
「ありの巣」
公園でありの観察をしてきてねって
お願いしていました。
土の中のありのお家を想像しながら
描いていきます。
お絵描きはな~んでもいいんです。

どんなふうに想像を膨らませていくのかな~

ちょっと
絵とこどもの気持ちはこんな感じ~と書いてみます。
一枚目
普通に女王ありと卵とありを描いて、
それ以上はなかなか思いつかなかったAちゃん。

今、興味をもっていること、やって見たいことを聞いてました。
スキューバダイビング!(5才にして凄い!)
女王ありを殺して(ここ大事!)
の巣の中に海が登場しました!
後はどんどん物語りが進み、満足して
「先生!できた!」

二枚目 全く描けないBちゃん、
時間をかけてやっとありの巣を描きました。
ありの数々もこれでもやっと増えました。
日常生活を聞いても何も言わず。。
「お家では何してるの?」の問い掛けにも
やっと
「テレビみてる」と。
テレビのある部屋を描き、
「もうおしまい」とぽつりと言いました。
Bちゃんのパパママはお仕事でお忙しいそうです。
園の先生にこの絵を見ていただきました。
。。寂しいね。。
三枚目
家族でお出かけするあり。
ママとダンスをしているの。
楽しそうな絵です。
そうだったらいいのにな~のファンタジーを
描いているCちゃんです。
四枚目
だんごむしと戦うありを描いたD君
男の子がよく描く戦いのシーン。
ありの巣に侵入するだんごむしを
武器をもってやっつけています。
乱暴なようですが、絵の中では
安全にその感情を表現できます。

こどもが描く絵には その子の心が見えてきます。
日常の生活の表に出てこない喜怒哀楽が。
すべてではありません。
今、思いついたこと、
今 描いたこと、、、それだけですが
何もないところからは その子の表現は出てきません。
何かのサインだったり、成長の記録だったりします。
子育ての中で
絵を描く時間や習慣があればいいなと思います。
楽描きでも大丈夫!
評価や分析ずるのではなくて
ただ な~んとなく で大丈夫!
中にとじこめず 外に出すことが大事です。