口鼻瘻管(こうびろうかん)でした・・・ | coco-coco-coco Mダックスの成長日記

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読みかえして満足!私の為のcoco日記です♪


長文です。




フジタ動物病院


受付にて『初診ですが、院長先生でお願い出来ますか?』と伝えると
『歯のご相談ですか?』との返事が・・・。

やはりコチラの病院、歯の悩みで来られる人が多いのだなと、まず思いました。




院長先生の診断の元、やはりcocoのくしゃみや膿の原因は
口鼻瘻管だという結果が出ました・・・。


cocoが口鼻瘻管になってしまった原因は、犬歯裏に付いた歯石。
歯石の細菌が犬歯の根尖まで進み、骨が溶けて鼻と通じてしまった状態。
その貫通した部分が膿んでしまい鼻を通り、くしゃみと共に膿が出ていたと言う事らしいです。



<他の病院の先生にも診てもらったけど、歯が原因とは考えられないという診断>
それもそのはずで、歯に特化した獣医さんは本当に少ないのだそう。

10人どころか、100人の先生に診てもらっても、わからなかったかもと・・・
(かかりつけの先生が悪いとかではないよと・・・学んでいない分野だろうからと。)
他の分野は進んでいても、歯に対する医療は、まだまだ追いついてないのが現状だそうで、
『放置せずに、よく調べて診察に来ましたね。』と言ってもらえました。
唯一、救いの言葉でした。


院長先生の穏やかな印象。そして説明が丁寧で分かりやすい事。
口鼻瘻管の手術の進め方を、院長先生が行う講義資料を使って説明してくれた事。
なにより、内服等では絶対に治すことは出来ないと言う事。


くしゃみが続く事も、膿が出るのも、cocoにはとても負担で苦痛な毎日。
ニオイも感じづらくなってるのでは?と。


手術をお願いするしかありませんでした。




抜歯する歯は、左犬歯は確実・右側も多分・・・
その他の歯はレントゲンでの結果次第との事です。


『抜歯する事で、歯のバランスが崩れて、他の歯に影響が出るのでは?』と聞いてみると、
人と違って、歯がグラグラになるとか、そういう事はないそうです。
でもあの立派な犬歯・・・顔の印象は変わっちゃうんだろうな・・・



全身麻酔下での処置が可能かどうかの血液検査やレントゲン検査(各臓器)は、
かかりつけの病院でやってもらっても良いし、今ここで行っても良いと。


すぐにお願いしました。
悪いと診断されてるのに、遠回りはしたくなく・・・


全ての検査結果に問題はないので、麻酔下での手術は可能という事になり、
予約を入れる事にしました。


『一番早くて、来週火曜日。3月10日はどうですか?』と。
その日は奇しくも、cocoの8才のお誕生日。

それを伝えると『じゃあ別の日にしましょうか』と、院長先生は言ってくれたけど、
生まれ変わるという意味も込めて、その日でお願いしてきました。




手術までの毎日、抗生剤を飲み・・・後は他の手術同様、前日の夜9時以降からの絶食。
当日は午前9~10時に病院に預け、夕方のお迎え。
手術時間はかかっても、2時間程度と・・・
手術にかかる費用も、大まかに説明してもらえました。
(抜歯する歯の本数によって、変わってくるので)




麻酔ってどうやるのか?と聞いたのだけど、何だか忘れちゃった。
鎮静剤を注射?麻酔導入剤?最後はガス麻酔?・・・と手順がいっぱいだったのだけは覚えてます。
cocoちゃんに痛みや負担はないように、しっかりとやれますから安心して下さいと。
そこだけはしっかりと。


術後も抗生剤を飲み、およそ2週間で完治となるそうです。



何度も泣きそうになったけど、お友達にLINEで報告し、励ましてもらい・・・ほんとありがとう。


近くにいい病院があった。すぐに手術して悪い所を治してもらえる。そう思えば前向きに!
でも、病気ではなく、飼い主としての手入れが不十分だった・・・と考えると胸が痛みます。


でももう後は、私とcocoが頑張るだけです。
・・・また報告致します。





小さくして画像を貼っておきますが、今までにくしゃみと共に出た膿の塊です。(ほんの一部)
クリックで拡大して見れると思いますが、見たくない人は触れずにお願いします。


cocoの症状を調べるにあたり、<口鼻瘻管>とたどり着く事が、なかなか出来ませんでした。
一見、歯がキレイに見えるからです。
<ダックス・くしゃみ・膿>などで検索される人の参考に、少しでもなればと思います。




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