ソアヴェでアペリティフ

ソアヴェとは、
イタリア北部のヴェネト州のD.O.C.で
よくご存知の方も多いと思います。
わたしのいままで飲んだイメージでは
フレッシュ&フルーティ

軽くてサラっとして記憶に残りづらいものが多かったのですが、
ヴィンテージは2019と若いながら
軽くゴールドから麦わらの色調に、
ジャスミンや柑橘、
黄色い固い桃のフルーツ味の厚みがあり、
決して
シンプルなワインという印象で終わらないワイン

であり、
ソアヴェの印象が変わるものでした

そうして
イタリア版地産地消を試みたい・・・、と、
チーズを3種類用意しました

手前がヴェネト州&エミリア・ロマーニャのDOPチーズ
アジアーゴ
カットしてみると
ポソポソと生地が粗くてぽろぽろになってしまいましたが、
口にすると意外にもしっとりとミルキー

そしてヴェネト州ではありませんが
パルミジャーノ・ヴァッケ・ロッソ 24か月熟成
赤牛乳からつくられたパルミジャーノ・レッジャーノ
かつては当たり前だった赤牛での生産が
効率化から減少、
一時は絶滅の危機に瀕していたそうですが、
現在では再び赤牛乳100%での生産がわずかながら可能になったそうです。
24か月熟成とあり風味も濃厚、
かすかに草の爽やかさも備えつつ
結晶化した生地は旨みが凝縮しています

そしてトゥフィン・コン・タルトゥフォ
牛乳と羊乳に
黒トリュフを練り込んだ風味は複雑にして、
塩気もありハチミツをかけていただくと
より濃厚にミルクを感じていただくことができました

最近我が家ではイタリアチーズの消費が増えています

↑地下のチーズセラー
昨年麻布十番にオープンしたイタリアチーズの専門店
フィオール・ディ・マゾさんにうかがって
ついつい
いろいろなチーズを試したくなって購入しています

今日もワインと美味しいチーズで幸せです
