7月のこと

 

SOPEXA(フランス食品振興会)主催で

シャブリイベントがありましたーキラキラ8

 

 

 

シャブリ・プルミエ・クリュ、

   クリマとその多彩な魅力

 

 

 

シャブリと言えば牡蠣

 

というのがセオリーのようですが、

収穫される場所(畑)によって、

また収穫年によって、

お料理との相性は変わってきます。

 

 

この日はプルミエ・クリュ(1級)の

クリマ違い、収穫年違いを飲み比べることができました。

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ

モンマン 2015

メゾン・シモネ・フェーヴル

 

ふたつの高い斜面に挟まれた中程度の標高にあり、

南東から北東に伸びる地形で北風の影響を受けやすい土地。

 

 

2015年の特徴は

リッチで力強いと言われています。

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン 2015

ドメーヌ・クリスチャン・モロー P et F

 

ヴァイヨンは涼しいと言われる左岸でも温かいテロワールとされ、

シャブリの特徴とされる酸よりも、

果実感が先にくると言われます。

 

 

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ ボーロワ 2015

ウィリアム・フェーヴル

 

シャブリと言えば、ウィリアム・フェーヴル。

南東向き急斜面であるため痩せた土壌、

幸いにして日照に恵まれ、

ワイにはオイリー、酸とよく溶け込んだミネラルが引き伸ばされ、

豊かで、果実のアロマが主体とされます。

 

 

 

 

 

4の写真を飛ばしていました。

 

シャブリ プルミエ・クリュ フルショーム 2015

ドメーヌ ド シャントメルル

シャブリで最も知られるクリマ。

南・南東向き、スラン渓谷に向かって開けている土地。

豊満で複雑なアロマに支えられ、

シャブリの中でも独特なスタイルと称される。

 

 

 

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ ヴォーピュラン 2015

ドメーヌ ヴリニョー

前述のフルショームに細分されるクリマで

南西向き斜面を持ち、土壌はいわゆるキンメリジャンの泥炭岩。

太陽に恵まれ表情豊かなアロマ、

たっぷりとした表情を魅せるワイン。

 

 

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ ヴォーロラン 2015

ドメーヌ ジャン・ポール エ ブノワ ドロワン

こちらもフルショームに包括されるクリマ。

グラン・クリュが集まる丘の続き、

白い泥灰岩とキンメリジャン土壌で絹のようなストラクチャー

ミネラル感と爽やかさを与えてくれます。

 

 

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ ヴォー・ド・ヴェイ 2014

ジャン・マルク ブロカール

南東向きで日照は朝、

涼しい風が吹くこと、厚いキンメリジャンの泥灰層により

慎み深く、ミネラルの純粋さが特徴。

 

 

また2014年は

ブルゴーニュでは当たり年とも称されるクラシカルな年。

10年の熟成を可能にする高い酸が特徴的とされます。

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ

モンテ・ド・トネル 2014

ドメーヌ・テストゥ

キンメリジャンの泥石灰質石灰層

石灰質の脈石は小さな会の化石、

エグゾジラ・ヴィルギュラを含み、

「シャブリのヨードのようなミネラル」の神髄を形成しています。

厳密で洗練されたミネラル感、

数年待つと異なる表情を魅せるワイン。

 

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ 

コート・ド・レシェ 2010

ラ・シャブリエンヌ

太陽に恵まれたクリマでぶどうがよく熟し、

表土が軽く砂利質、エレガントでタイト、

親しみやすいワインを生み出す。

 

 

 

 

 

シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン 2008

ドメーヌ・デュ・シャルドネ

主に南東向きの斜面であるため朝の日照を享受するクリマ。

粘土質土壌で作業が困難とされるテロワールだが、

これが表情豊かなワインを生む。

 

 

約9年の熟成を経て色調はぐっと濃厚に。

粘性が高く、旨みもあがっています。

 

 

 

この日は

ブルゴーニュワイン委員会からもゲストあり、

(名前忘れました・・・しずく!

 

 

そして、

コメンテーターに大越基裕さんによる

詳しい解説を聞きながらのテイスティングgreen star

 

 

 

シャブリに合わせたお料理がふるまわれ、

 

 

 

 

堪能いたしましたお食事

 

 

 

上記の10種の他、

ブラインドで4種類も。

 

 

 

 

2時間ほどのセミナー&フリーテイスティングは

あっという間に終了。

 

 

 

〆はもちろん、

バン・ブルギニョンですアップ

 

 

 

日本は、

シャブリの輸出先第3位だけあって、

わたしたちもよく知るワインのひとつ。

 

歴史も馴染もありながら、

お料理との組み合わせでは、

魚介類のみ・・・というのは寂しいものです。

 

 

お肉にあわせたっていいし、

甘いデザートと楽しんだっていいんです。

大事なのは

美味しいと思えること♡

 

いろいろと冒険してみると、

なるほどーって思えることがきっと見つかりますはーと