検査スタート

3日に渡る検査の初日を迎えた。

まず通常レントゲン撮影を手短に済ませ、その後にCT撮影をした。
そこから透視室へ移動し先生を待った。

レントゲンみたいな機械の下に寝かされ、肩を出し布をかけられ…手術みたい！と思いながら先生を待つ。

先生がきて今から関節に注射を刺して生理食塩水を入れてその後すぐにMRIへ移動して撮影をします。と伝えられた。

すでに肩から顔にかけて布が掛けられていたからどんな表情で話しているのかは分からなかったけれど声は少し柔らかい感じであった。

じゃあ消毒して刺します。と

看護師さんが えっ……先生その水全部入れるんですか！？入るんですか！？！？
と驚いた声が聞こえた。

そんなにたくさんなのか！？と布の下で少しビビる。


圧迫感、痛みどうですか？と聞かれるも何も私は感じなかった。
そもそも入ってきているのかも分からなかった。


よし、終わり。動かすと流れでちゃうからこのままなるべく腕を動かさずにMRIへ移動します。と

あんなに看護師さんは驚いていたのに私は何も変化を感じなかった。今考えればそれだけ関節にはゆとりがあって緩いってことだったんだな。と

そのまま歩いていきMRIへ

何度やっても慣れない。MRIはうるさい。笑

その日はそれだけで終了した。特に違和感も何もなかった為そのまま午後は仕事をした。

結果は明後日の診察でに伝えます。とだけ言われて先生は去っていった。

明日はもう忘れてるのかな。と淡い期待を抱いてその日は終了した。

そして次の日働いている自分の職場の内線が鳴った。今から手術室にきてください。

急に緊張感が走った。重い足取りで向かった………