間もなく8年…東日本大震災を経験している私ですが、25年経っても阪神淡路大震災のことは今でも鮮明に覚えています。


1995年1月15日~16日まで、雪組バウホール公演「グッバイ・メリーゴーランド」を観に行ってました。


16日は2回公演でしたが、夜の部を観ると最終の東北新幹線の乗り継ぎに間に合わないので、この日は昼の部だけ観て帰ることになっていました。


いつもなら、せっかくムラ(宝塚)へ行くのですから、昼夜観劇するのですが、バウホールの後、日本青年館(東京)でも公演が決まっていたので無理はせず、16日のうちに帰途につきました。



そしてバウ公演の余韻に浸りながら眠りについた翌日…1月17日早朝の大地震



ニュースで映しだされる映像が全く理解できず、ただただ涙が溢れ、呆然と見つめていました。



そして、すぐに生徒さんや、関西在住の友人の安否確認を…と気持ちは焦るものの、携帯やメールを打つ指の震えが止まらず、あの時の気持ちは今思い返しても、本当に胸が締めつけられます。



当時、私はNiftyの「すみれ組」に入っていたので(今もあるのでしょうか?)、そこの掲示板の書き込みで情報を得ていました。



大劇場ではヤンさん(安寿ミラ)のさよなら公演中でした。公演が中止になり、さよならショーの開催も絶望的でしたが、東京公演後に2日間大劇場で行うことが出来て(その決定が発表になった時の、劇場飛天の様子…出演者も客席も大歓声そして大号泣は、この先も絶対に忘れられません)本当によかったなと涙を流したものです。



1995年当時宝塚ファンだった方は、それぞれに1月17日に想いを巡らせることでしょう。



絶対に忘れられない、そして風化させてはいけない1月17日…です。