2ヵ月に渡って上演された「JOHNNYS’ ALLSTARS ISLAND」が昨日無事千穐楽を迎えました。大きな怪我や病気で休演するメンバーもほとんどみられず、本当に長期にわたりお疲れ様でした。



私は昔から帝国劇場が大好きです。子供の頃からミュージカルが好きで、「マイフェア・レディ」「屋根の上のバイオリン弾き」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」から最近では「エリザベート」「モーツァルト」などなど、とにかく夢中になって観たものです。
帝国劇場って、客席に入ると独特の匂いがしませんか?東京宝塚劇場、日生劇場、シアタークリエなどではほとんど感じませんが、なぜか帝国劇場だけはその匂いに包まれると「あ~またここにやって来た」と、一種の郷愁に浸ります。伝統ある由緒正しい劇場の証なのでしょうか…。
昨日もまたその匂いを懐かしみながら、席に着きました。


12月、初日が開いてすぐに2回観ただけで、1月バージョンは最初にして最後の観劇となりました。
久々なので、紫耀くんの一瞬たりとも見逃さないように…と、自分で自分にプレッシャーをかけながら(笑)いよいよ開演です。

ここからは舞台の感想というより、紫耀くんについて思ったこと、感じたことを書こうと思います。




「舞台人☆平野紫耀」

紫耀くんの一番好きなところは、自然なセリフ回しです。変に力が入ることもなく、抑揚や間(ま)とかも絶妙で、心情がセリフにちゃんと込められている。ハスキーボイスだけど、とても明瞭で聞き取りやすいのでそのトーンが逆に心地良かったりします。これって練習すれば身につくというより、天性のものなんだと思います。相手によってセリフの返しもきっちりしている。時に激しく、時に優しく、時に寄り添い、時に和ます。
またあの広い舞台空間に、紫耀くんがひとりだけ立っていても、観客の視線はみんな紫耀くんに注がれる。決して大きい方ではない紫耀くんが、舞台に立つと空間をも支配下に置くような堂々たる存在感があります。見せ方がとても上手。

それは演技だけではなく、ダンスも然り。スキルが高いのは見ての通りですが、例えば手の動きひとつとっても、角度や流れが曲にのりとても美しい。肩の入れ方、首の傾き、腰の落とし方、ステップの幅など、それが自然に出来ているから安心して観ていられます。
ただ、どちらかというといつも淡々とした表情で踊っているので、豊かな表情、溢れ出る感情に身をまかせたり、時にはキメ顔(変な自己主張ではなくね)があってもいいんじゃないかなと思います。シャイな紫耀くんだけど、そこを極めたらこれはもう最強でしょう。


千穐楽の挨拶で、たくさんの先輩方を間近で観てとても勉強になったと話していた紫耀くん。まずは真似からでもいいので、どんどん盗めるものは取り入れていったらいいと思います。

楽のスペシャルゲストのひとり、光一くんがSHOCKカンパニーの皆様と繰り広げた抜粋シーンはさすがでした。初座長を経験したばかりの紫耀くんと比べるのはちょっと酷ですが、5年後、10年後とかに今の光一くんのように紫耀くんがある公演の座長としてカンパニーを率いて出たら、どんなふうにになっているのだろうか。う~ん…まだあまり想像出来ないけど、これからの舞台経験の積み重ねが、紫耀くん自身の成長となっていくのでどうか貪欲に舞台に向き合っていってもらいたいです。
宝塚でも「男役10年」と言われるように、一朝一夕では成し遂げられません。

それとMCやトークはまだまだ勉強しないとダメですね。千穐楽ではKING3人はトークに加わらなくて残念でしたが、今はありがたいことに観劇していなくても、日々SNS等でゲストとのトーク内容を知ることが出来ます。(TVなら)放送事故とか、日本語がおかしいと言われても、天然だからとか、みんなが笑っているからとかいいように勘違いしないで欲しいです。常識ある会話を心がけてください。別に上手く喋ろうとか、ヨイショしてとかじゃなく、最低限、会話が噛み合うようにしていきましょう。
 

舞台終了後に公開記者会見が行われました。その時も紫耀くんの様子をジッと見守っていましたが、意外と(失礼)まじめな紫耀くんでした。いろんなポーズを記者の方からリクエストされる中、最初の方、紫耀くんはほとんど何もせずにいました。一部のブログやツイで疲れていたのかな?と書かれたりもしていましたが、よくよく見ていると、隣りの勝利くん、ゲストの藤ヶ谷くんや玉森くんも同様でしたね。そこはちょっと大人な!?紫耀くんでした(上手くニュアンス伝わるかな)でも後半ではニコニコお手振りしたり、面白いポーズして笑いを取ってました。

真ん中に立つものとしてのオーラはピカイチ。とにかく舞台は場数を踏むことで、徐々に風格や威厳なども出てくるものです。
昨日付の朝日新聞に、写真を載せてもらったのも期待されているということだから、もっともっと上を目指していって欲しいです。



誕生日前なので、19歳と表記されたのもラッキーでしたね。




長々とすみません。紫耀くんファンのほとんどが舞台よりコンサートやライブでの紫耀くんが観たいと思っているでしょうし、その次がドラマや映画など映像系を希望しているのもわかります。
それでも私はやっぱり舞台人の紫耀くんに拘りたいです。



そろそろ次のお仕事が見えてくるかな?
Jr.祭の当落もすぐですね。



少しでも、紫耀くんが身体を休められて、リフレッシュ出来る時間がありますように。



(暴言多謝m(_ _)m)