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cocoーruruのブログ

こんにちは、
私、cocーoruruは、ホミンが大好きなアラフォーばばぺんです。九州は、長崎の西のはてにおります。
何せ田舎なもので、なんにも楽しみがなくワンコと、ニャンコとチャミペン長女と楽しく暮らしてます。






(KH side)


カフェのマスターの表情に嫌な予感を感じて

直ぐに、連れて帰りたいと告げたけど

ここ数年の記憶の喪失に自分も、

忘れられていたことに気付いた。


C「貴方は誰?

ごめんなさい。

本当に、覚えてないんです。


思い出そうとするんだけど

思い出せないんです。」

チャミナは、申し訳なさそうにしながら俯いてしまった。



そして、僕は、
しょうがない、また一からやり直しだな。
と小さく呟いた。



KH「僕は、キュヒョン、

チャンミンの家の隣に住んでる

同じ年で僕が、エッセイストで、

君が、イラストレーターだから、

時間があって昼間に、ゲームやら、

DVDなんかを一緒に

いつも見たりしていたんだよ。

覚えてないかな?好きたろうゲーム」


顔を伺ってみると
優しく微笑んで頷いた。
そして、一言


C「でも、ごめんなさい、忘れてしまって」

今度はふたりで俯いてしまった。
何か言わなきゃ


KH「チャミナは、これからどうしたい?

一緒に帰る?

それともここで暮らす?

思い出すまで...............」


C「僕は、僕は、よく分からない。

けど、忘れたいことがあって忘れたなら

帰れない気がする。

帰ってはいけない気がする」

強い眼差しを向けられた

はっきり言って僕にも

チャミナが居なくなった。


理由は、分からない。

でも、ユノさんの今の状態なら

帰らない方がいい気がする。

かといって

このマスターの家にいさせたくないし



僕は、、チャミナに一つの提案をした。



KH「思い出すまで僕も一緒にいるよ

幸い僕は、自由がきく仕事だから

忘れていること少しでも取り戻そう。

チャミナの休みも、一年て約束だろう

そろそろ始めないと編集さん困っちゃうよ」





C「ねぇ、キュヒョン君

僕は、どんなだった?

どんな暮らししてた?


今が不満なんじゃないんだ、

正直、困ってないからこのままで

いい気がするんだ。


それに、

その頃の僕は、

幸せそうだった?

キュヒョン君?

どうなの忘れている方がいい?


そう、思う反面

僕の記憶は高校生なんだ

心と身体がアンバランスでなんか

変な感じなんだよね。

どう見ても二十歳過ぎてるのに

笑っちゃうよね」



僕は、
何もいえなかった。だだ、見つめていた。
僕の知らない何かがあったんだよね。
僕にも言えない何かが.......


辛かったか? ごめん気づかないで............
ごめんそう、心で呟いた。


それから、僕は、こっちに安いアパートを借りた。
そして、チャミナと二人の生活を始めたんだ

チャミナは、昼間はカフェで働き夜は二人で

いろんな話をした。

そして、僕は、エッセイや、絵本を書いた。僕は、どこでだって書ける。


一回だけチャミナと作った雑誌を見せた。


KH「これが、チャミナのイラストだよ
二人で作ったんだよ。
また、今度は絵本の挿し絵書いてほしいな」

C「無理だよ」


KH「大丈夫だよ担当編集さん今度来るって、

今の状態は、話してるからリハビリから、

始めよう気長にさ

それに僕は、チャミナの絵大好きだよ...........」



あれから、1ヶ月
何ら変わらない

強いて言えば、
チャミナがイラストが書けるようになった。

前とは違う色を見せていたが

なかなかやっぱりセンスがいいみたい。

もともと、生活に不自由はなかった。

チャミナは、料理も、洗濯も、掃除も高校生の時からやっていたらしい。

それに、二人でやるならそんなに苦にならない

僕は、楽しかったけど

チャミナは、

時々、ふっと寂しそうな顔をする
僕は、堪らなくなるんだ

Kh「どうした?」

C「ん、何でもない」

KH「何か思い出した。」

C「ううん、何も........」

そう言ったきり俯いてしまった。

僕は、チャミナをギュッと抱きしめた。


KH「好きだ。ずっと前から.........好きだった。」


隠していた気持ちが唇から、
こぼれて行った。