いじめのあった後から、
ポチャコは明らかに元気がありませんでした。
放課後、2人と遊ばせないようにするため
学童に入れることや、習い事を考えました。
どちらがいいかを聞くと
「習い事がいい。
学校以外での居場所がほしい」
と言うのです。
学校では、がんばりすぎて辛いのだと。
もっとラクになれる場所がほしいのだと。
そうして、もっと生活が落ち着いてから
と思っていた習い事を探すことになりました。
そんな中、
いじめられた日にも
仲良しだけで遊びたいがために、
友だちに誘われて
放課後の活動をサボったと知り、
その日キツく叱ったのに
後日放課後の活動をサボってきたのです。
わたしが聞いても、
(バレバレだけど)嘘をつき通しました。
ですが、放課後の活動の先生から
メールが来たことが決定打となり、
翌日、
「隠してることない?」
と聞くと、素直に話してくれました。
「仲良しっていうのは、悪いことも一緒にすることじゃないって言ってるよね?
もっと悪いことに誘われたら、どうするの?」
と聞くと、しばらく黙ったまま。
次第にポチャコは泣き出しました。
ポ「本当のことを言ってもいい?」
私「怒らないから、言ってごらん?」
ポ「正しいことを言ったのにいじめられたから、
また無視されたら怖いから、悪いとわかってても、もう断れない」
わたしも涙が出ました。
たった7歳ですよ?
そんな小さな、
まっすぐでキレイな心の持ち主が
正しいことを、正しいと言えないって
どんなに苦しいと思いますか?
そして、Aちゃんのことが怖いから
ずっと顔色を窺って遊んでいたこと、
いじめられてからは、ますます怖くなったこと。
本当は、グループから抜けたいけど
Aちゃんが怖くて抜けられないこと。
を話してくれました
泣き続けるポチャコに、
苦しかったね、
もう頑張らなくていいんだよ。
としか、言ってあげられませんでした。
それでも、毎日がんばって学校に行き、
帰りは遊ばせないように、
迎えに行く生活をしました。
幼稚園のときの子とあそんだり、
とにかく放課後は、
例の2人と距離を置かせたのです。
その生活になっても、
学校では2人と遊んでいて、
「仲良しなんだよ!」と言えるくらいに
気持ちも落ち着き始めた頃、
事件は起きたのです。
