今日で、東日本大震災から9年ですね。

まだ、9年。

もう、9年。

2011年3月

我が家は新居の完成間近でした。

そして、末っ娘を妊娠していました。

地震のあった当日。

ハワイ旅行から帰ったばかりで、お土産を妹に渡すため息子（当時5才）と3人で近所のミスタードーナツでお茶をしてました

ゆらゆらゆら〜ッ

と、

突然の長く強い揺れにビックリしたけれど、すぐに収まるだろうと余り気にしてませんでした。

（ある意味で地震慣れですよね…慣れって怖いわ）

どこかで大きな地震があったみたいだねーなんて、呑気にドーナツを食べてました。

が。

ん？何か違う。

今回の地震は何か違う…

妹も同じ気持ちだったらしく（実は妹も妊娠中）

ちょっと、変な揺れだったし家の様子が気になるから帰ろう！と、家に急いで帰りました。

そして、

まさかの光景をテレビで見たのです

忍び寄る、

押し寄せる、

黒い津波を…

何が起きたのでしょうか？

頭では、これは津波だ！と、理解してるけれど、

思考回路が追いつかない。

黒い液体が次々と街を車を人を、何もかもを呑み込んで行く…

小雪が舞う、

冷たい街を、

凍てつかせるように、

覆い尽くしてゆく、

黒い津波。

その映像は恐怖でしかなかったけれど、これは現実だと思いたくなかった。

東京では、

物資が届かない、食料がなくなる！と、我先にと買い占めなどが始まったのです。

我が家は、ハワイから帰ったばかりで冷蔵庫はスッカラカンでした。

幸いだったのが、すぐに岐阜に旅行予定だったので、それまではカップ麺で過ごしました

岐阜は、東京よりは落ち着いていたので、そこで当面の必要な食料や備品も買い揃えることができました。

こんな大震災の時に、旅行になんて…

と、思われる方もいるかもしれませんが、我が家はそのおかげで助かりましたし、予約していた旅館からも、こんな時にこそおいでいただき本当にありがとうございます。と、とても感謝されました。（キャンセルが多かったそうです）そして、東京では買うのも大変でしょう？と、お米を2キロだったかな？いただきました。とても、とても有り難かったです