そんなある日
職場の同僚たちからプレゼントをいただいた。
おしゃれな紙袋に入っているのでワクワクしながら開けてみたら
AVだった。
なんだよ・・・ちょっとがっかりした。
あんまりしょげるのも場がしらけるので適当におどけて見せた。
家に帰ったら見ますよ。そういって持って帰ることにした。
しかし、その月は年次の点検やら何やらで忙しくAVのことも少し忘れていた。
同僚から、あのAVはもう見たのかと尋ねられた。
年次の点検やら何やらでしばらく忙しいし緊張しているので終わったら鑑賞する。
そう答えた。
しばらくして一段落して机でぼーっとしていた。
あのAVはみたのか?再び聞かれた。
正直忘れていた。
しかし答えないともらった手前ばつが悪かったので
見た。パッケージしか見ていなかったが、大体こんな感じだろうと我ながら素晴らしい創作で語って聞かせた。
その男はこう言った。
あなたは見ていないよ!
なんでだよ? 私はちょっと声を荒げた。
だってあの中身は空だからだ。
節句した。
開けてから、話しなさい。
家に帰ってパッケージを開けることにした。
ビニールで封をされているかと思ったらサランラップじゃねぇか!
剥がすのに苦労した指まで痛めてしまった。なんてこったい・・・
私はさっそくLINEで写真を送り皆にこう告げた。
俺のAVはどこだ!
(笑い)
この返信しかない。
次の日恥ずかしさのあまり逆上した。
AVを早くもってこい!
玄関先でわめいていたら、元受けの署長さんが入ってこられた。
とっさにすみませんと謝り道を譲った。
何か気が収まらないので早く返してくれと言うが
未だにもらえない。