4月下旬に庭にツツジの花が咲きました

奥さん「お~、今年は綺麗に咲いたね」

僕  「うん、咲いたね…

    あれ? 去年は咲いたかね?」

奥さん「去年は咲かなかったね」

僕  「なんでだろ?」

奥さん「…

    一昨年、庭を手入れするって剪定する

    電動道具(トリマー)買ったじゃん

    確か、秋ぐらいと思うけど

    で、バリバリ剪定したじゃん

    たぶん、その時、花芽も一緒に切ったんだが…」

僕  「えっ!」

奥さん「(剪定するのを)見ながら、花芽も切らないいけどな~

    と思いながら去年、咲かんかったから

    やっぱり切ってたな~、思ってた」

僕  「去年は、あまり庭の手入れをせんかったから

    今年は咲いたっけ?」

奥さん「剪定する時期があるとよ…

    ツツジは春過ぎ、花が咲いた後と聞くがね」

僕  「その事、(僕に)言ってないよね」

奥さん「(僕が)機嫌よく切りよってたから、黙ってみてた」

僕  「……」 

    (去年も一昨年のように、秋ごろに剪定していたら…

     それが僕のルーチンになっていたら…

     僕はずっとツツジの花を見ることなく、剪定しながら

     「だいたい、この木は何の木け

     花やら咲くとけ?」

     って過ごしていたんじゃ…

 

     奥さんはその行動を、ただただ傍観して… 

     機嫌よく剪定する僕を見ながら何を思って… 

 

     ……、こわっ!

     

僕   「早く言ってよ~、ごめんなさい」