こんばんは
結局、土日の2日間寝込んでました
食欲も無くして2日経ったので
体重計に乗ってみました
現状維持
なんでなん
さてそれはいいとして
昨日の続きをいきましょうか
絶対にしくじらない開業の仕方
まず行政書士になる人は40代と50代が多い気がします
ぱっと見はスタートが遅いように見えるかもしれません
でもそれは出会うのが遅かっただけの話でハンデでも何でもありません
むしろ行政書士としてやっていくには社会人経験が重要なスキルになります
では本題
そんな40代、50代が開業するということは家計を支える収入を得ている人が多いと思います
なので開業するのであれば、自宅で副業として始めることです
それも固定費をとにかく抑えること
もしすぐに専業でやっていくとするなら事業資金としてどれぐらい必要だと思いますか?
多分みんな政策金融公庫に融資を申し込むと思うけど受ける融資は300万ぐらいですよね?
うまくいったら500万ぐらいの融資は受けれるかもしれませんけど
それで本当にやっていけますか?
ホームページ作って、営業したり、知り合いに声をかけたりで何とかなると思っていませんか?
そんなんで安定するだけの仕事なんてもらえませんよ
行政書士はどうしても人脈作りや自分自身のノウハウやスキルの習得に3年はかかります
だから即独で専業、しかも家計を支えなければいけないとなると、300や500ではすぐに溶かしてしまいます
なので事業資金として2,000万は必要となります
でもそれが兼業で行くなら必要ないわけですよ
確かに試験に受かって登録すればバッチをつけてあちこちから先生と言われて良い気分になります
でも現実はそう簡単に仕事にはなりません
それはなぜかというと信用が無いんですよね
基本的に定期的に安定して仕事を依頼してくださるお客様はその道のプロなわけですけど
その人達以上に許認可について知識とノウハウを持ってないと相手にしてもらえません
でもいきなり経験なんて積めないので少しずつ前に進むしかないわけですよ
そして自分のネットワークが出来上がるまでに3年ぐらいはかかるので300や500では生活が成り立たなくてパンクしてしまいます
ということで最初は固定費を抑えて給料と言う安定収入がある状態で地盤作りをすることです
前にも書いたと思うけど、最初はホームページなんかも必要無いと思いますよ
ホームページを作って記事を書いてSEO対策をって
みんなもうすでにやってます
そんな事しなくても仕事が増えてきて信用のために独自ドメインがそろそろ欲しいと思った頃にホームページをつくれば自然と検索に引っかかりますよ
次に専門業種をどうするか
最初は手探り状態なので自分の属性に沿った仕事を専門にするというのも一つの考えではあります
でも僕から言わせると
仕事を選べる立場なん?です
例えば今のうちの柱は建設業許可や経審、産業廃棄物処理業、外国人業務なんですけど
どの業界にも僕の属性はありませんでしたよ
産廃に至っては中間処理場の許可なんかホームページに出してる人もいますけど、書いてるだけで実際にやったことがある人なんて全国にほぼ居ませんよね
これは僕の失敗から修正して今に至っただけの話で僕も自分の属性に頼ったんですよ
僕は運送業出身でドライバーからマネージメントまで経験して大手運送会社のプロジェクトにも参加したりしました
当然コネも有ります
なので運送業特化で始めました
その結果、泣かず飛ばずで廃業しかけました
運送業は全国でも専門に扱ってる人が少ない業種なのにです
今は時々ですけど運送業関係の許認可の仕事を受けることもありますけど、当時はかすりもしませんでした
知識や経験値、業界の資格が有っても足りないものがあるんですよ
それは僕に対する信用です
仕事は簡単に取れると思ってました
でも信用が有ったのは僕がいた会社で僕にじゃなかったんですよね
もちろん僕にもこれまでやってきたプライドもありましたけど
行政書士になって業界が変わったことで、この業界での実績の伴わないプライドはゴミだと気付かれて仕事を選べる立場じゃないと自覚しました
そんな感じで失敗談を書きだしたらキリがないですけど、今はうちの取引先の全ての許認可を管理を含め引き受けてます
どうしても1つの許認可だけを見て書類を作るだけだと他の許認可を飛ばしてしまうことがあります
だから案件を見るんじゃなくて事業者さんの全体を見る感じですかね
ということで業種をどうやって絞るかですけど
やる事をやって丁寧な仕事をしていれば自然と柱になる業種と取扱う業種が決まって来るので最初から絞る必要はありません
という感じで長くなってしまいましたけど
次回は報酬の決め方について書こうかと思います