主婦インテリアコーディネーター(住宅色彩セラピスト)のコバルトグリーンです
いつもブログをご覧くださりありがとうございます!
今日のテーマは「整理」です
家づくりスタートして皆さんが意識するところは、どこの住宅会社が良いのか、資金はどのくらいかかるのかという部分だと思います。
私自身もたくさんの完成見学会を巡りました
たくさんの住宅営業さんと出会いました。
ローンの相談は住宅会社さんだけでなく、独立系のFPにも直接相談しました。
住宅会社と利害関係がないFPさんのお話は、お金を払って聞く価値があったと思います
フラットな立場で、客観的なデータからオススメしてくれました。
住宅会社を選ぶ、ローンを選ぶ、その前にやっておきたいことがあります。
それは…
使うモノ・新居に持っていくものを選びとること。
つまりモノの整理です
新築の収納のご相談を受けることもあります。
その時はモノの量や暮らす人の生活スタイルに合わせてご提案しています。
みなさんは、現在の仮住まいに何年お住まいでしょうか?
2年?5年?…10年?
その年数分のモノが溜まり、収納しきれないモノが溢れているというお宅もありますよね。
家づくりではモノの居場所をしっかりと見極めることがポイント。
そのためには不要なモノが沢山あってはスムーズではありません。
使っていないものや、ご家族全員の同意があるものは今のうちに処分しましょう。
プロの収納アドバイザーを自宅へ呼ばなくても、
①「使っていないモノ」
②「新居のテイストにあきらかに合わないモノ」
③「見ると残念な気持ちになるモノ(良くない思い出の品など)」
ご自分たちで処分できるモノはけっこうあるんですよ
ひとつご注意いただきたいことは…
自分のモノ以外を勝手に処分しないこと
たとえば、奥様にとってはガラクタでしかないご主人のコレクション。
ご主人がいない間に全部処分するなんてことはやめましょう。
お子さんの持ち物も同様ですよ
不用品を処分するにつれ、こんなことがハッキリしてきます。
①今、大切にしている「価値観」
②今、自分が好きな「雰囲気」
③今、自分が「興味をもっていること・夢」
④今、家族はどんな成長をしているのか
⑤この先、自分たちはどんな風に生きていきたいのか
見ているのは「今」と「将来」です。
モノの量を把握できていると、
「この収納はもう少し大きく」
「ここの収納はこんなに要らないから、この面積は○○に充てよう」
など、必要な収納計画が立てやすくなりますね
不要なモノがないということは、その分の大きな収納が削れるということ
収納の面積にも平等にローンがかかっています。
不要なモノを目につかないようにしまい込むことが、皆さんが望む収納ではありませんよね
キレイにしまい込めば最後。
不用品はこの先ずっと活用されず、じっと動かず、ただ保管場所のローンを払わせつづけるだけ…
せっかくローンをかけるなら、日々心地よくなること・モノへかけたいですよね。
大型収納ではなく、皆さんの「健康増進」や「利便性UP」につながる部分にお金をかけてはいかがでしょうか。
内装材を自然素材にかえるとか、食洗器を「深型」にするとかね…。
私は引っ越し前に、45リットルのゴミ袋で20~30袋ほど処分した記憶があります
片付けと同時にホコリの掃除ができて、狭小団地の部屋がきれいになったんです
キレイになったので、引っ越し業者に相見積もりをとりました。
「モノが少ないですね」
「すっきり暮らされていますね」
とプロの業者さんたちがいってくださり、
「この量なら○○円でいいですよ!」
と想像していた金額の約半額の見積もりをいただきました
減らす量によって、引っ越し代もお得になるんですね
マイホーム計画にはモノの整理が有効です!
新居にもっていくものを見極め、そのモノの居場所をどこにつくるのか。
間取り制作時、収納計画ははじまっています。
ぜひ、みなさんには整理に取り組んでいただき、本当の意味で快適な家を目指してほしいと思います
これからマイホームを建てるみなさんにとって、何かのヒントにつながると嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
(おしまい)