住宅色彩セラピストのコバルトグリーンです
皆さんは、床や建具(ドアなど)の色をどのように決めていますか?
選択肢がたくさんあって迷いますよね
我が家の1階は…
①床→ナチュラル系(無垢の床)
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②建具→基本はすべてホワイト系
(ただし二階はトイレのドアのみホワイト)
としました
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実際に2年間白い建具を使った結果をお伝えします
白系建具のメリットは
①「部屋が広く見える」
②「部屋が明るく見える」
③「汚れが分かりやすいため掃除をしやすい」
④「壁紙・家具選びの邪魔になりにくい」
⑤「どんな床とも相性が良い」
というところでした
そしてデメリットは…
①「ダークブラウンなどと比べて高級感がない」
②「汚れが目立つ」
③「良くも悪くも存在感が少ない」
という点だと思いますよ
まず、メリットから細かく見てみましょう
①「部屋が広く見える」
白は圧迫感がないため、濃い色と比べると部屋が広く見えます
これは壁や床や天井にも言えることです
②「部屋が明るく見える」
濃い色の建具と比べて、ホワイト系の建具は部屋が明るく感じます
その印象が顕著なのがトイレです
我が家のトイレのドアはホワイト系でそろえました
狭小空間には明るい色を使うと明るい印象になり心地良いです
とくに2階トイレはスッキリしていてお気に入りです
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③「汚れが分かりやすいため掃除をしやすい」
汚れはダークブラウンの建具より目立ちます!
掃除をきちんとするようになりました!
逆に、
2階は落ち着いた空間にしたかったのでダークブラウン色を採用
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拭き掃除を忘れてしまうくらい、汚れが目立たない…
白い建具は鉛筆の汚れが目立ちます!
子どもが宿題をした後に触れて、鉛筆の芯の粉がついてしまうんですね
拭き掃除というより、消しゴムで消しています…
汚れが目立つため掃除はサボりません
…サボれません
(あれ、メリットだよね…?)
いつもドアのキレイをキープすることは、感染症予防の視点からもメリットかな~と思いますよ
お次は2つまとめて、
④「壁紙・家具選びの邪魔になりにくい」
⑤「どんな床とも相性が良い」
白が主張しないし色数の増加がありません
基本的にどんな家具や床との相性が良いです
例えば、こちらは白いキッチンもスッキリしていて素敵!
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壁のレンガの凹凸が美しいですね
こちらは建具と家具をホワイト系で統一
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ブルーの壁紙を採用した例です
とても爽やかで明るい印象ですね
白い建具の魅力が伝わったら嬉しいです
メリットがあるということは、デメリットも存在します
ここからはデメリットの解説です
①「ダークブラウンなどと比べて高級感がない」
アンティーク家具などを置きたい場合、
重厚感があるアイテムとの組み合わせは、ミスマッチになるかもしれません
例えばこのような家具を選ぶ場合
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フツーの白い建具だと家具の存在感に完全に負けてしまいますね…
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アンティークな雰囲気を壊さない落ち着いた建具を選びたいですね
アンティークの建具…カッコいいですね
素敵な家具を採用したい方は建具もこだわると良いかもしれませんね!
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アンティークドアを施主支給という方法もありますが、
やはり建具は安心・安全のメーカー品が無難かもしれませんね
パナソニックのドアも素敵ですよ
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リクシルの建具も好きです
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②「汚れが目立つ」
究極のズボラさんには白い建具はおススメしません
ちょっとした拭き掃除が、住人のストレスになってしまうかも
③「良くも悪くも存在感が少ない」
まるでミニマリストのお部屋のように、スッキリと清潔感がある白い建具
白い壁と同化して存在感がありません
そのため、例えば廊下のトイレのドアが見えにくく開けにくいというケースもあります
とても視力が弱い方や、年配の方がご家族にいらっしゃる場合は
「可視性」を意識してあげると親切だと思います
簡単に言えば、壁との色の違いで存在感をアピールさせるのです
白の壁ならば、ナチュラルやブラウンのドアなど、色の明るさの違いを造ると存在感がUPします
すると、
「あ、これがトイレだな」とか
「ここに物置があるんだな」と分かりやすい
色の調整も「バリアフリー化」だと私は考えています
以上
白系の建具のメリットとデメリットいかがでしたか?
みなさんの生活スタイルやお好みに合わせて快適に生活できる建具をえらんでみてくださいね
マイホームを建てる皆さんにとって、何かのヒントになれば嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました
(おしまい)