おはようございます!
住宅色彩セラピストのコバルトグリーンです
現在、ブログを読みやすくする方法を試行錯誤しております
今回は中央揃えをやめてみました
※こういうのに疎いコバグリですので、良いアドバイスがあればどんどん教えてください
早速、本題です
「色」の刺激が、弱っている人にとって負担になることをご存知でしょうか
私は猛烈な「つわり」をこれまでに3回ほど体験しています
※つわりは個人差が大きくまったくない人もいれば入院して命に係わるほど大変な人もいらっしゃいます
嘔吐のしすぎで喉が切れてしまい、トイレに入っては血を吐いていました
その時の体調を男性にもわかりやすく例えるなら、「二日酔いのうえに船酔い」という感じ…
生まれて初めて五感への刺激がすべて不快に感じられました
柔軟剤の匂いも、夫のニオイもダメ
TVの音も普段と変わらないのに、つわり中は「強く」「煩わしく」感じました
それは視覚への刺激も同じ
鮮やかな色を見ていると疲れてしまい、体力が奪われるんです
こんな色を見たらトイレに駆け込んでたと思う…
つわり中は、アイボリーや薄いパステルカラーだけが受け入れられる色となりました
その時ハッと気が付きました
病院のカーテンや壁がパステルカラーなのは、衛生面だけのためではない
「病人に負担をかけない色彩なんだ!」
手術の直後などで心身共に弱っている人を見舞うときには、着ていく洋服や、持っていく花束の色を「優しい色」にする思いやりがあるとうれしいです
元気を出してほしいからと、黄色やオレンジなどを選びがちですよね
でも、実際は鮮やかな色は神経的にも刺激が強すぎて、かえって負担をかけてしまうんです
パステルトーンなどの肌色に近い優しい色みで、いたわる気持ちで訪問する気遣いがあると良いと思います
マイホームの計画中の皆さん
壁紙やインテリアを選ぶ場合も、「人肌に近い優しい色」を意識するとリラックスした空間になります
元気な時はクッションなど面積の小さいものをアクセントカラーとして楽しむと良いですよ
家づくりに色彩心理を取り入れて、快適にお過ごしくださいね
ホッとするお家ができますように
(おしまい)