コバブログ -2ページ目

コバブログ

漫画原作などやっております。「誰かを呪わずにいられないこの世界で」①巻②巻発売中。
twitter:@cobakensukee

フリゲ
『ひとにぎりの悪夢』https://www.freem.ne.jp/win/game/21788
『祭りの星語り』https://www.freem.ne.jp/win/game/5657

最近錬金術の本を読んでいました

基礎的な考え方も

曖昧にしか知らなかったので

面白いです

 

 

※メモついでの基礎知識

 

まず錬金術は鉄や錫といった卑金属から

金(貴金属)を作ろうとしたもの

それが派生して何でも治す薬やら

不老不死やらも目指されていきました

 

金を作るのと不老不死薬じゃ

全然違うくない?という気もするのですが

そこは錬金術の根本的な部分が関係しています

 

錬金術の考え方として

『一は全なり、全は一なり』(宇宙の全ての物質はただ1つのものから出来ている)

『不完全なものを完全なものに』

というのがあります

 

鉄などの卑金属、病気の人間等を

不完全なものとして、

これらを完全なものへと変化させることで

貴金属と化したり健康な人間を作り出す事が出来るという理屈です

 

錬金術的考えでは全ての物は同じもの(第一物質)から成っているので

金やら万能薬は決して突拍子もないものではなかった

 

第一物質を上手く取り出し

理想的な形で加工できれば

何でも作れる

 

これが錬金術師達の考えでした

 

夢が溢れますね

 

 

ところで錬金術の起源とは何か

どこから知識をもたらされたのか

といいますと、

それは『神』や『堕天使』

 

一気にファンタジーになります

 

古代の人間が神的存在、もしくは悪魔的存在から

錬金術の知識を与えられたのが始まりであるとされています

(と当時の人間は考えていたそうな)

 

そもそも錬金術はヨーロッパや中東など

相当な広範囲で存在していたので

その起源についても当然諸説ありますが、

神秘的な存在によってもたらされた技と考えると

ちょくちょく出てくるご都合主義な部分も

成程なぁといったところです

 

現代の人間からしたら

「無茶やろ」と思われる部分も多い錬金術ですが

元より錬金術は純粋な化学ではなく

神術・呪術的な要素を含むものなので

そう考えると当然という

 

 

疲れたのでとりあえずこんなところで

 

 

 

 

 

誰かを呪わずにいられないこの世界で

①~③巻発売中です

 

 

 

 

 

 

先日のマンガUP!の先読み追加分で

再登場した南雲

 

 

シャツ姿が素敵ですね

 

 

1コマのみの回想なんかも含めると

割といろいろな服装を披露している南雲ですが

 

僕のネームは「私服と分かればいいや」の精神で

書いてますので

いつも同じ服装

 

 

作画さんの偉大さを

感じる瞬間です

 

 

実際の原稿ではデザインが変わっても

僕がネームを切る際には

元デザインのまま進める事がほとんどです

 

進行の都合上原作ネームは

大分前の段階で上がっているため

途中で変えてしまうと

編集部チェックの際なんかに

ややこしくなりそうなので

 

あとは単純に僕の画力の問題で

描けない場合も多々ある

 

もっと絵心が欲しいなぁ

 

 

 

 

 

誰かを呪わずにいられないこの世界で

①~③巻発売中