※大東亜戦争についての記述が含まれます。


時系列バラバラですがこちらのツーリングも記録に残しときたかったので。


国道438号線を北上して道の駅ことなみできな粉ソフトを食べました。ライダーの義務ですな。ちなみにうちの猫の名前もきなこです。


高山航空公園。

三菱 T-2超音速高等練習機

川崎ベル47G3B-KH4

セスナ170B

見終えて高山航空神社まで回って降りてきたらいい時間になったので、山越うどんで昼食。家族にもお土産を買いました。
食べ終えて山越うどんにいた猫をナデナデしてから、安全に走って帰ったらきなこもナデナデしてやるぞと思い次の目的地へ。

五色台スカイラインを走って五色台へ。
スカイラインと言うだけあって走ってて楽しいですね。

帰りはよりたいところがあったので、国道11号から。

見たかったものは、神龍。
木製の特攻用グライダー。実戦投入前に終戦を迎え、実際に使われることはなかったそうですが、ロケットを噴射して上昇、敵を狙って体当たりをする特攻兵器が作られていたそうです。
こんな粗末な飛行機で、本土上陸にあたったシャーマンに特攻するつもりだったとか。
試験飛行したパイロットは操縦が難しくて特攻には向いてないって言ってたそうで、戦後には戦車にのってるのなんてたかだか5~6人だしうまく狙えても対空砲で打ち落とされるだろうしなんでこんな作戦立てるんだみたいなことを言われたらしいです。全く同感です。
日本軍の決号作戦の内容を聞いたことはあるでしょうか。僕は知ったとき苛立ちを覚えたんですけど、知らない人は一度調べてみるべきだと思います。





こちらは人間魚雷の回天。こちらもレプリカです。


命をかけて国や家族を護るため散っていった英霊を想うと、胸が締め付けられます。

米国に追い詰められ、国全体が理性を失っていたとはいえ、特攻が容認されるはずはないです。正直、国体の維持だとか天皇制の保持だとか言い訳に過ぎなくてただただ負けを認めたくない我が儘にすぎないですよね。決号作戦なんかだと「米国が戦争にうんざりするかもしらないから国民ありったけ特攻させよう」ってどこの誰が考えたのか、本当に腹立たしい。(アメリカ側のダウンフォール作戦も非人道的でこれまた腹立たしいんですけどね。本当に敵も味方も狂ってる状態)

ここまで人間を狂わせるのが戦争です。戦争の悲惨さを忘れてはいけないし、繰り返してはいけない、と思います。
ところで自衛隊が違憲と思ってる人って本当に居るんですかね。(9条なんてとっくに死文化してるんだから改正する必要ないと思うんですが)
自衛隊の必要性とはずばり、山本五十六の言葉その通りだと思ってます。

こうしてバイクであちこち行けるのも平和であるからこそですね。カワサキも今はバイクとか作ってますけど、戦時中は瑞鶴とか大鳳とか飛燕とか作ってましたもんね。(今でも自衛隊の装備品とか作ってるらしいですが。)

普段は忘れがちな日常のありがたみを思い出させてくれました。
なにはともあれ、世界が平和でありますように。