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住宅作法


福岡コーチング研修日記

   

読書-「吉村順三 住宅作法」 吉村順三、中村好文 共著


日本を代表する建築家のひとりである吉村順三氏と

そのお弟子さんである中村好文氏の共著。


心地良い住まいとは?豊かな空間とは?

吉村順三の人間に対する温かいまなざしと建物に対する思いが伝ってくる本。



自分の言葉を一番多く聞くのは


福岡コーチング研修日記


自分の言葉を最も多く聞くのは他ならぬ自分自身。


美しい言葉、力を与える言葉、思いやりがある言葉

創造的な言葉、未来を拓くような言葉


自分の心に栄養を与えるような言葉を使いたいものです。

万葉集


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“志賀の山 いたくな刈りそ 荒雄らが よすがの山と 見つつ偲ばむ”

                                  万葉集より



若い頃は、まったく興味がなかったのですが

40代を過ぎてから、万葉集などの古い日本の歌に

興味を持つようになりました。




私の住む福岡市香椎周辺にも万葉集の

歌の舞台となった場所が沢山あります。

上の歌は、福岡市の北に浮かぶ志賀島出身の

漁師荒雄(あらお)のことを歌ったもの。

対馬で国を守る防人のために米を命がけで運んだ荒雄は

暴風雨のため玄海灘に沈んだそうです。

荒雄と運命を共にした仲間の漁師たちを

偲んで詠んだのがこの歌だとのこと。




「どうか志賀島の山の木を切らないでおくれ。

 亡くなった荒雄達が、あの世から懐かしい山だと

 見て偲んでいるだろうから。」

その意味を考え志賀島の山を見ると

昔の人たちの思いが伝わってくるようで

しみじみとした味わいがあります。



次の休みは、自転車で志賀島を訪ねてみようと思っています。