誕生日にいただいたワインです。
名前は題名のパヴィヨン・ブラン・シャトー・マルゴー(1997)
私と同じワイン初心者の方に補足しますと、
ボルドーには五大シャトーと言われるおいしいワインを生み出すシャトーがあります。
その中の一つです。
五大シャトーのシャトー・ラフィットを「王」とするならば、
シャトー・マルゴーは「女王」「女帝」と評されることもあるとか。
かの文豪ヘミングウェイは、このワインのように魅力的な女性になってほしい。
との願いをこめて孫娘に、この名前をつけたそうです。
個人的には、じいさん、酒の名前を孫につけるなよと思いますが・・・。
けれど、名は体をあらわしたようです。
その孫娘は後に映画女優になりました。
若くして亡くなった「マーゴ・ヘミングウェイ」その人だそうです。
マーゴは、マルゴーの英語読み。
他にも共産主義思想家のエンゲルスも愛飲したとか。
シャトーマルゴーの説明終わり。
さて、シャトーマルゴーといえば「赤」が有名です。
上記の話に出てきた人たちも愛飲したのは赤ではないでしょうか。
今回、私がいただいたのは「白」。
この、あえてのチョイスに興味がそそられます。
私にとって印象的だったのは、樽由来のものでしょうか。
まろやかな味と香り。
このあたりの表現の拙さはご容赦ください。
果たして、年数が違うとどうなのか。
気になって仕方がない一本です。
味?
ええ、あっと言う間に空になったボトルを見ていただければ。
あまりのおいしさに、写真を、と思ったらこうなっていました。
一緒にいただいた「おでん」の味・出汁とのマリアージュも格別。
素敵なプレゼントに感謝です。
約束はできませんが、この白ワインを贈られたら、
幸せな気持ちに相手の方はなると思います。
私は、とてもうれしかったです。