こころを整えるって難しい。
性格はなかなか変わらない。考え方もなかなか変わらない。嫌なこともすぐには好きになれないし、受け入れれられない。
嫌なことがあれば心があまり良くない状態になったりしない?
意味もなくネガティブになるとき、不安になるとき、全てが嫌になるとき、そんな時はない?
こころを良い状態で保つのってなかなか難しい。
そんなときにおススメなのが、とにかく「身体の状態を良くする」こと。
「こころと身体は二つで一つ。」治療院で患者さんを沢山みて、そして、自分でも体験して本当によく分かった。
心の状態が悪くなると身体に異常がでる。
人間も動物。 ストレスが加わると筋肉を固くして(収縮して)身を守ろうとする。
上司、先輩に怒られた後や、苦手な人と一緒に居た後に一人になって 「 あ ~ 肩こった 」って首を回したくなった経験は多くの人があると思う。
怒られたり、苦手な人といることで精神的にストレスを感じ、肩がほんの少し上がる。自分じゃ気が付かないけど。
首の周りのこわばりをとるために首を回す
ストレスが加わると首を守ろうとする動物の本能。 首には太い血管が通っているから無意識に守ろうとする。
「わっ!!!!」って驚かされたら「おおっ!!!」って無意識に手が上がるのも一緒。ボクシングのガードみたいになる人も。
自然界で筋肉が柔らかい状態で噛みつかれたら肉がちぎれて血が沢山でちゃう。だから敵が来たら筋肉を固くして食いちぎられないようにする。
人間も動物。
現代社会ではなかなか噛みつかれはしないけど、敵=ストレスがかかると筋肉は収縮して固くなる。自分じゃなかなか気が付かないけど。
逆もある。
身体の状態が悪くなると心に異常がでる。
意味もなくネガティブになったり、不安になったり、全てが嫌になったり。
そんな時は身体が疲れていることが原因になったりする。でも、自分じゃ気づかないときがある。
なんでこんな気分なんだろう、なんでこんなに嫌な気持ちなんだろう、もうなんか全てが嫌だ
なんとなく考えがネガティブに傾きがちに。
人間も動物 。
動物は少しでも怪我をしたら(=身体の状態が悪くなったら) じっと身をひそめて感知するまで待つ。怪我してる状態で活動したら襲われて食べられる危険があるから。
身体に疲れが貯まる(=状態が悪い) そんなときはネガティブになったほうが身を守れる。危険に敏感になる。不安、恐れが大きくなる。身を守るために。
だから、身体のケアをして状態を良くすることで気分も上向きに変わる。
自分の身体の声に耳を傾ける。
「腰がはってる」「脚がむくんでるよ~」「なんかムニムニするよう」「重い~」「しびれる~」「肩が固まってるよう」・・・
そんな身体の声=メッセージを現代人は無視しがち。
身体の声を無視して仕事に集中。 遊びに集中。 趣味に集中。 他のことに集中。
普段から身体の声に耳を傾ける。
身体の声に耳を傾けて 少し状態が悪くなったらケアする。 少し疲れたらケアする。 少し固まったらケアする。
そうこうしてると あら不思議 、 自然と心の状態が整う。
おススメです(^^)