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こんにちは。
拒食症克服応援カウンセラー
赤松史子（コーチ・アヤコ）です。
この記事から、もう1年・・・
月日の経つ速さに驚いています。
あなたはいかがでしょうか？
≪心で子供の話を聴けていますか？≫
拒食症の子供に
どんな言葉を掛けたらいいのかわかりません。
カウンセリングを受けた直後は
そうかそうか、とわかるけど、時間がたつと
子供になんて言えばいいのかわからなくなるんです。
では、
どんな言葉をかけているのですか？と伺うと
行動を変えさせるコトバがほとんどだったりします。
「○○したら？」
「～～やめたら？」
「どうするの？なんでできないの？」
あなたはいかがでしょうか？
「本当はもっと食べたい。
でも怖くて食べられない。どうしたらいいの！？」
そう泣き叫ぶ子に
「食べたいなら食べたらいいやん！！
なんで怖いの？
食べることなんて怖くないよ！！」
そんなありきたりな言葉をかけて
ドツボにはまっていたのは
過去の私です。
どんな言葉をかけたらいいのか？
なんていえばいいのか？？
考えても考えても言葉が出てこないんです・・・
というお悩みはすごく多いですが
私も同じだったんです。
そして、
ある時から
「心に言葉をかけよう」
そう思うようになったんです。
それが、
娘が拒食症の克服に向かい始めた
大きな大きな一歩になりました。
私は、
「○○したら？」
「～～やめたら？」
「どうするの？なんでできないの？」
そんな言葉しか、娘にかけられませんでした。
なぜなら私が、
こんな言葉しかかけてもらったことがなかったからです。
そして、
きっと私の両親もそうだったのです。
言葉の世代間連鎖なんです。
だから私は
学んだんです。
気持ちを汲むとか、
気持ちに寄り添う、とか
娘が拒食症の渦中にいたころの私には
意味不明でした。
自分が、
気持ちに寄り添ってもらった体験がない・・・
やるのか？やらないのか？
なぜできないのか？
根性さえあればできるだろ！！
っていう時代だったし、
親は戦争を経験し、
悲惨な時代に子供だった。
だから、
気持ちなんて考えている場合ではなかったのだろうけど
そのしわ寄せが私たちに来ているのだと思います。
私は、一生懸命、
自分で、「気持ちを表す単語」を見つけ、学び、
いつも意識して言葉にする練習をしていました。
新しく外国語を覚えるように・・・。
「アヤコ先生、
うちの子はあとどのくらいで治りますか？」
とよく聞かれます。
私の答えはいつもこうです。
「お母さまが、変わり切った時です」
私は、
こういう小さなことを、コツコツと、
そして、徹底してやり続けました。
いつまで？
完治するまで！です。
心で、拒食症の子の話を聴く、というのは
拒食症完治のためには外せません。
必須条件です。
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赤松史子