今日の日経新聞。
総合面に
「来年４月に民法改正」
の記事がありました。
人身事故の保険金額を計算する際に使う
「法定利率」
が５％から３％に下がるとのこと。
それによって、
保険金支払額が増えることもあり、
大手損保では
自動車保険の保険料を来年１月から
値上げするという記事でした。
ちなみに
今回は決して保険の話や
本記事の解説がしたいわけではありません。
たとえば、
このような少し難しそうな記事を
朝の電車で読んで、
「おー、そういうことなのね」
と少し知識が増えた感じで
あなたが会社に到着したとします。
すると、
隣の新入社員が
難しそうな顔をして
「日経新聞」
を頑張って読んでいました。
「なんで法定利率が下がったら
保険金の支払いが増えるんだろう？」
どうも記事を読んでも
納得できないらしく
先輩であるあなたに
「先輩、これどういう意味ですか？」
と聞いてきました。
あなたは、
（ちょうどさっき読んできた記事だ！）
と誇らしげに
説明しようとしました。
ですが、話をはじめると
どうもうまく説明できません。
「逸失利益」の意味や
「保険金の運用」の話などを
簡潔にスラスラ話せない。
もちろん読んで
意味は”理解”しているんですが、
新入社員が分かるように
うまく説明するとなると
難しかったりします。
まださっき読んだばかりの記事であれば
記憶も新しいから
「丸暗記」で済んでしまうかもしれません。
ただ、
これが１週間後に説明するともなれば
自分の仕事に直結するような内容でもない限り
（そもそもどんな話だったけ？）
といったレベルになってしまうでしょう。
要するに
「読んで分かったくらい」
では”本当の理解”には
なっていないんですね。
自分の頭で解釈して
自分の言葉で
自信をもって
相手に説明できることで
ようやく
「本当に理解した」
と言えるわけです。
ですから、
ぜひこれはしっかり押さえておきたい
ということがあったら
ぜひ会社の朝礼での一言スピーチのように
何も見ずに「話せる」状態に
もっていきましょう！
後輩社員や子供など
実際に話を聞いてくれる相手がいるなら
ぜひ直接その人に対して
話してみてください！
話の論理構成や
用語の説明など
相手が理解できるように
話せているかも
確認できるので
人を相手にできるのが
ベストです。
ただ、なかなか
そういう相手がいなかったり、
機会がなかったりするケースも
多いでしょう。
その場合は、
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理解力、論理力、プレゼン力の
向上にもつながっていきます。
ぜひ毎日、
新聞の少し難しそうな記事を選んで
訓練・実践してみるとよいですよ！！
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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました！
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