母に渡したい手紙があった。


その手紙は15年間くらい私の手元に保管し、時々行方不明になり先日ひょっこり出てきた。


渡しておこう!と思った時期に

母の手術が決まった。



ちょうど良いタイミングだ!と渡した。




読み始めた母は、理解不能で

何の手紙か全く分かっていない。



40年近く前の手紙…


母のお腹に私の命が宿った時の手紙。


差出人は、母のお母さん。


「身体を大事にするのよ!いつもあなたを心配しているから!」と言うお母さんからの言葉が、手術を控えた母には何よりパワーをもらえるエッセンスになったと思う。


とても喜んでいたんだけれど


「え〜私こんなの貰ってない。初めて見た!」と。


もらってるから存在してるし…笑笑


「涙がでる〜」と喜んでいた。




振り返りたくても、今の時代のように、動画があるわけでもない。

40年ぶりに突然、自分の手元に母親の温もりを感じ幸せそうだった。




母は私を産み、その後祖母は亡くなっている。若い頃にお母さんを亡くしたからこそ

まるで再会したような気持ちになれたと思う。




3枚の手紙

そのメッセージや、直筆が、


とても身近で見守ってくれている

そんな感覚だった。