妊娠7カ月の雑感
第一子を出産した大阪の産院では、のほほんとしていてあまり考えることはなかったものの、今回第二子を出産予定の産院は毛色が違う印象です例えば妊娠がわかって「妊娠おめでとうございます」の紙に書いてあったのが、これからどの程度、生まれてくるお腹の赤ちゃんに関する”情報”を知りたいかという質問項目。そして読むように渡された本には出生前検査のことが書かれていて、オプショナルでどんな検査を受けることで何がわかるのか…みたいなことが書かれている。要は障害のリスクを背負った赤ちゃんが生まれる可能性を示されるというもの。私はもともと世の中には知らない方が幸せなことがあるし運命に身を任せるラクな道を選ぶので悩むことなく、夫にも先生にも早々に「出生前検査は受けません」と宣言しましたしかし世の中にはいろんな考え方の人がいて障害のリスクが高いことを知って出産を断念することを決める人もいるようです。せっかく奇跡的に宿った命に対してその決断をされる方は相当深い悲しみを背負ってのことだろうし、私には到底背負いきれない…それに、こちら側の価値観で生まれる前から障害のリスクが高いと”可哀想”だと決めてしまえるのだろうか、と疑問に思うのです。。そして、出生前検査に関する説明の中で引っかかったのが「スクリーニング」という言葉。それって選別ってこと?と思うと、今は性別の生み分けなども出来るそうですが、だんだんエスカレートしてゆくゆくは顔のパーツまで選ぶ時代になるんじゃないか…と思ったり某国の大企業の女性社員はみんな美人で顔が似てる、という噂を聞きますが、そんな感じで似たような顔の赤ちゃんが並ぶようになるのかな…なんて。そんな世の中はつまらない気がしてなりません