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独り言ち

私が書きたい時に書きたい事を書きたいだけ書いて書いて書き捲るプログ

師走<しわす>

[解説]
陰暦十二月の別称。陽暦の十二月の名称としても通用している。僧(師)が馳せ走る月だからなど、語源には諸説がある。文字面からも、年末の慌ただしい人の往来を思わせる。
(『俳句歳時記』より引用)


まだ十二月になってないけど、早くもかなり忙しい日々を送っている。ブログの更新もままならないほど…。
話したいことは山ほどあるのに書いてるヒマがない。ヒマが無い割には金がない。でも「ヒマはあるのに金が無い」よりはまだマシ。

と、いうわけで、また書きます。ではでは。
今日はブーガと時間のほとりで余儀なくお散歩。

「今日は何だなぁ。なにもかもがチグハグで足労もいいとこだ。」

ブーガが独り言ちた。

「まったく、はたしてこの無駄な時間は自分が造り出してしまっているのか、それともそれが私の元々の運命なのかなんて考えてしまうほどだね。」

二人で自分達の人生について思い巡らしていると、いつの間にかだんだん頭の中が飽和状態化してきて、またいつもの居心地の悪い場所で心が落ち着いてしまった。

その内、ロサンゼルスの夜を独りで運転しながらThe Bandの『I Shall Be Released』を聴いてると、少しだけ目蓋が熱くなったんだけど、まだ全然そんな域に達していない自分に気付いて、なんとなく我に返った。

そして、退化していく脳味噌を搾り出すと一体何ができるのかについて真剣に考えていたら、眠りかけのブーガがこともなげに答えた。


「ピノキオだよ。」
先日、ロバート君がノートに落書した絵を見せてくれた。
キャラクターの吹き出しに、
『かみが!!』
と、平仮名で書いてあったので「これ、何?」と聞くとロバート君は『OH MY GOD!!』の意味だと答えた。

最近、トヨタがアメリカ企業になったという噂をよく耳にする。
調べたけど実態が掴めなかった。

先週末、土曜日にマコーレ・カルキンと日曜日にヴィンセント・ギャロを見た。

アメリカ人には間違った英語を話す人が多いらしい。だから日本人もきっとそうだと言われた。私が日本人は会話的には問題なく正しい日本語を話していると言うと「信じ難い。」と言われた。日本語は柔軟な言語で、その上、みんな学校で十分な教育を受けているから大丈夫なんだと言っても聞き入れてもらえなかった。
私が間違っているのだろうか…。

韓国人のクラスメートが授業中に寿司は韓国が日本に教えたものだと発言した。
他の人達はうなずいて同意しているかのように見受けられた。
私はそれに対し強く反発した。以前にも似たようなケースがあった。よほど韓国人は自国で日本は自分たちを真似ているとプロパガンダされているようだ。
以前記事にしたロッテに関してもそうだが、韓国人の発言には眉唾的なものが多い。そしてそれを信じる日本人やアメリカ人も多い。
私は普段から差別的な感情は持たぬよう努めているけど、そういう一個人の問題発言で日本人が他の韓国人に不信感を抱くことのないよう彼等も気をつけるべきだ。

先週土曜日に新しいルームメイトがやって来た。
日本人でヒトミちゃんという体育会系の気さくで元気な女の子だ。バスケをやっていたらしい。
YouTubeをみて日本で『たらこキューピー』が流行っているのは知っていたけど、沖縄からやってきた彼女は『ちんすこうキューピー』を持って来てた。
キューピーがちんすこうの中から顔を覗かしてるマスコット、すんごく可愛い。

最近よく変な夢を見る。
いつも誰かに守られている夢だ。
私はほとんど悪夢を見ることがない。
でもそれは、現実生活にはない安心感を夢の中に求めているからだろう。
昨晩眠れなくて、今朝5時まで部屋を片付けた。

クローゼットのいらないものを整理したら、かなりスッキリになった。

あまりにも目がさえていたのでちょっと酒を飲んだ。

いま朝の9時過ぎ。

すんごい眠い。

今日は、これから支度をして出かけなくちゃいけない。

う~…。
先週の週末から今週の週明けまで、PCH (Pacific Coast Highway/西海岸線高速道路)をクラークさんと北へ向かってドライブしてきました。

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アメリカ西海岸の旅。
左手にずっと太平洋を眺めながら、右手には高々と聳え立つ山々に圧倒される。
ドライブしながら「人間って、すっごくちっちゃいんだなぁ~。」と思った。途中、クラークさんのお勧めで、Ventura(ベンチュラ)にあるベジタリアン料理のレストランへ寄って昼食。小さくて可愛い店内。料理は野菜だけとは思えないほど中身が濃くて美味しかった!


一日目、San Luis Obispo(サン・ルイス・オビスポ)で一泊して街を観光し、二日目はHEARST CASTLE(ハースト城)と呼ばれるお城へ行ってきた。
アメリカには貴族は存在しない。ハーストさん(1863-1951)は、アメリカの有数な大富豪で、このお城の他にも七十数件もの建造物を所有しているのだそうだ。このお城は彼の死後1957年にカリフォルニア州へ寄贈された。
だだっ広い山一個が丸ごとハーストさんの敷地になっているもんだから、入り口からバスに乗ってず~っと山道を登った。イマイチ上手く写真が撮れなかったんだけど、バスの車窓からは山上に白いお城が見える。

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お城の入り口に入ると、ギリシャ神話を象った綺麗なプールがあった。

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これは「カサ・グランデ (大きな家)」と呼ばれるお城のなかでも一番大きな建物。このお城へ故ケネディ大統領を筆頭に、たくさんの有名人が訪れたらしい。

お城の見学を終えて昼食を軽く採り、再びPCHへ。


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だんだん標高が高くなってく。

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行く先々でガイドブックに載ってる名所をた~くさん見た。Bixby Bridge、Big Sur、等々を眺めながら宿へ到着。
クラークさんが森の中にあるとっても小さくてかわいいキャビンを予約してくれてた。キャビンを見るのも泊まるのも初めて。

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その後、近くのレストランでディナー。
深紅のピノ・ノア。
月夜に光る海。
何もかもが最高…。



キャビンに戻って暖炉に火を焼べる。なかなか火がつかず悪戦苦闘してすごく面白かった。


一夜明けて、大自然の中でブランチを食べて、Monterey Bay(モンタレイ・ベイ)の水族館へ向かう。
水族館に着くと外には野生のアザラシが肉眼で見えた。

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水族館にはクラークさんの大好きなサメもいた。私の大好きなハマチやマグロ、カツオ、タイ、タコ、ウニ、アワビ、クラゲなんかもたくさん。ニナもいた。子供の頃にこれ大好きで針で中身を取り出してよく食べたんだよなぁ~。

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水族館の後はフリーウェイを使って一路ロサンゼルスへ。


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クラークさん、素敵な旅行をありがとう、そして長時間の運転お疲れさまでした。m(_ _)m
とうとう最後まで「運転するなら保険料1,000ドル前払い。」って言って一度も運転させてもらえなかった…。
AIR


先週の金曜日(9月21日)にクラークさんとAIRのコンサートへ行って来た。
場所はグリフィス・パークの中にあるグリークシアター。
毎日青天晴れのロスに珍しく雨が降っていた。
私がグッズ売り場でAIRのモンキーTシャツが欲しいって言ったら、クラークさんがプレゼントしてくれた。普通に着てもすごく可愛いTシャツで写真で見せたいんだけど、先日カメラが壊れてしまったのでムリ。
会場に着くと私たちの座席は前から12列目くらいのド真ん中。とても近かった。
AIRが演奏している間、雨もすっかりあがってたし、結果は上々。
コンサートが終わって車に乗り込んだ瞬間に雨がぶり返してきたから、きっとAIRは晴れ男たちなんだろうな。
今、アメリカで話題になっている異才の日本人監督がいる。

三池崇史監督

この監督を知ってますか?
私は日本にいた時は名前さえ聞いたことが無かったんだけど、クラークさんお勧めのこの映画を観て、ここアメリカで逆輸入的にカルチャーショックを受けたワケなんですよ。
私はね、黒澤明監督作品にはあんまり興味ない。
この三池崇史監督は、まさに「待ってました~!」って作品を創りあげてくれる。

visitor Q

このビジターQなんか、近親相姦ありーの、援交ありーの、浮気、SM、イジメ、家庭内暴力、レイプ、覚醒剤、死姦、バラバラ殺人、etc...。
日本のアンダーグラウンド、サブカルチャーを余すところなく見事に表現してた。
日本のタブーを突き破り、スポットライトを当ててみると、予想だにしなかった意外な美しさや愛おしさをそこに垣間みることができる。そんな発見をさせてくれる三池監督の才能にこの上なく感動した。

The City Of Lost


三池監督作品を初めて観る人には『ビジターQ』はちょっとショック大かも知れないから、『漂流街』をお勧めしやす。私もこれを最初に観た。

新しくテーマを追加しました。
ベジタリアン料理、略してベジ食。
先日、クラークさんに買ってもらったベジタリアンの本『ニュー ベジタリアン グルメ』に載っている料理を実際に先週土曜日作ってみた。
二人で相談して決めた料理は『森のワイルドライス』と『虹のシチュー』。
クラークさんはPCと手持ちのアレは何だ?よく分からんのだが、手のひらサイズのコンピューターみたいな物を駆使して私が読み上げる材料を英語に翻訳して書き込んでいた。
スーパーに行くとクラークさんはペンで一つ一つ材料と分量をチェック。

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これ、出来上がりの写真。本も記念にパチり。


これらの料理を作ってる間、台所はまるで理科の実験室。あまり親切とは言えない本の説明を最後まであーでもないこーでもないと相談しつつ恐るおそるやってたけどね。出来上がりは意外にも美味しかった。「こりゃー間違いなく失敗だろう」と思っていただけに余計に驚いた。これからまたレパートリー増やしていこう。

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ほら、らしくなってるでしょ。赤ワインと一緒に頂きやした。


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これ『虹のシチュー』なんだけど、オレンジジュースを入れて煮込むんだよ。
にんにくとオレンジジュースの組み合わせに合点がいかなくって、クラークさんと「マジかよ???」って信じられずに鍋の上に鼻を寄せて嗅ぐと、やっぱりオレンジジュースの匂いしかしない…。
「ねぇ、これ、私たちが後で食べるんだよね…。」
私が言うと、笑いが止まらなくなってお互い腹が痛いくらい笑った。ツボにハマってしまって、匂いを嗅ぐ度に笑い出してしまう。
で、出来上がり、食べてみるとオレンジジュースの味も匂いも、いつの間にかどこかへ消えてしまって、しっかりダシの効いたスープに仕上がってた。う~ん、不思議。

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これは『森のワイルドライス』。
ワイルドライスの上に乗っかってるのは数種類のキノコ類。醤油とコショウだけで味付けしてあるんだけど、エシャロットとタラゴンが加わったせいか味が豊かになって、これもまた美味しかった。

料理している間はどうなることやらと心配してたけど、終わってみるとアッと言う間に完食しちゃうほど美味しかった。一番大切な水の分量が書いてない割には、よく頑張ったなと我等ながら褒めてやりたい。
もう、九月か…。これからはどんどん寒くなっていくのでしょうね。しかし、それでもロサンゼルスの冬は日本にいた時より断然がまんできる!!特に大阪の冬は鉄筋コンクリートのジャングルに囲まれながら、雪も降らない、味も素っ気もない、寒さだけが肌を刺すように痛い。
ロサンゼルスでも冬はやってくるのデスケドガー、冬の前には秋!秋と言えばハロウィン!今年も参加するかどうかは後にして、やっぱコスチュームは念のために考えていた方が良いと思う。前年は突然の参加に準備が間に合わず、定番の魔女にするしかなかった。本当は金正日にしたかったのに…。
今年のテーマは何だ何だ??安くてもグッドなアイディアは何だ?今年上半期に、世界で話題をさらったものは何だろう。。。う~ん、悩む。o(´^`)o ウー


最近はヒマさえあればフィットネスクラブに行っている。でも運動も大事だけど食事も大事。ご飯も疎かにせず、必要に応じて野菜やお肉などを採っている。アメリカに来てから、これほど栄養管理に気を配らないといけないなんて予想もしてなかった。スーパーでは栄養バランスがとれたお総菜なんてほとんど無いし、刺身の閉店間際セールもないどころか生で食べられる刺身も無い。カリフォルニアロールがパック入りになった巻き寿司等は一応あるけど、内容が薄い割にはやたら高い。アメリカのスーパーには手間暇かけて作った栄養満点の食品がほとんどと言っていいほど無い。スーパーによってホールフーズとかの有機食材なんかを取り扱う高級スーパーはまだ総菜の品数なんかも日本みたいに豊富なんだけど…やっぱ私には高い。日本はあらゆる点で便利な国。だけど私がこうやって前向きに健康管理のことを考えるようになれたのは何といってもアメリカのお陰。自分でちゃんと自己管理しないと死ぬからね。マジで。
さぁ、この辺で、明日のためにもう寝ます。おやすみなさい。