本日はプレス機械の金型の取付け、取外しの講習最終日です。
やっと実技の順番が回ってきました。
1人ずつ金型の取付け、取外しを行います。
施設で使用している機械は「AMADA TP35FX」です。
クランク式の機械プレスのオーソドックスな感じのものです。
下型(ダイ)は重たいので置きっぱなしにしてあり、
上型(パンチ)の取付けと、下型の固定を一連の流れで行います。
シャンク押さえを外して、上型を取付ける。
シャンク押さえを戻して、上型の高さを調節します。
試し打ちをします。
その後、逆の工程で金型を取外し、作業終了です。
危険な区域に手を入れる場合は非常停止ボタンを押さなければならないのですが、
1回忘れて手を入れてしまい、ヒヤッとしました...
安全装置として赤外線センサーが付いており、
ちゃんと急停止してくれたので良かったです...
機械の操作感としては、思っていたより滑らかに動いてけっこう感動しました。
大きい機械なのでもっとガタガタ動くと思っていたので。
できれば違う型も使ってみたかったです。
さて、実技が全員終わったら、テストがあります。
20問の○×選択式で、約35分のテストです。
テキストに線を引いたところから7割くらい、
実技の内容から3割くらい出題されます。
私が書いたノートをアップしておきます。
講習中に線を引け、と言われた部分をまとめてあります。
(字があまりきれいじゃないのでボールペン講座やろうかな...)
例えば、以下のような内容です。
・プレス機械のスライド駆動動力には「機械プレス」「液圧プレス」「空圧プレス」の3種類がある。(○)
・クランク機構は、主に大型機で用いられる。(×)
・プレス機械の金型は、下型(ダイ)を先に取り付ける。(×)
基本は一連の講習内容をきちんと受ければ合格できる内容です。
今回は受講者25人ほどの全員が合格でした。
これで、1つ目の資格、
「動力プレスの金型等の取付け、取外し又は調整の業務に係る特別教育」
を取得することができました。
修了証明書は後日いただけるのかな...?
プレスの仕事に就きたいか、と言われたら、、、
まだ微妙なところです。
とにかく溶接をやってみたいので、
一通りは講習を受けるつもりです。
明日からはプレスの応用・板金の工程に入ります。