昨日の記事で「中学高校5教科の復習」に挑戦したことについて書いた。
まぁ、全教科に挑戦するはずだったのだが結局は、
社会と現代文の参考書をいくつか読んだだけで後が続かなかった。
社会の本は開始すぐでだったので置いておいて、
(モチベーションが高かったから読み切れたんだろう)
何故自分が現代文の参考書はいくつか読めたのか、について考えてみたい。
何故数学の参考書はダメで現代文なら良かったのか。
これは恐らく自分が「解説書」が好きだからである。
自分はもともと理系の人間だから気が付かなかったのだが、
現代文の参考書はなかなかに面白い。
参考書では小説の短い箇所を切り取ってそこを解説していく。
自分では解釈出来ない事でも、プロが教えてくれるので深い。
目から鱗が落ちまくる。
答えを教えて、はいお終い、ではないのだ。そこが良い。
自分は「解説書」が好きらしいということに30年生きてきてようやく気付いた。
よく考えてみると昔からそういう傾向はあった。
例えば中学生の頃自分は小説などを買ったことが無かったが、
毎朝学校に行くまでの時間をゲームの攻略本を読んで過ごした。
攻略本とは言うまでもなく「解説書」である。
攻略本とはただ単純にゲームの攻略手順だけを書いている本ではない。
(手順とは例えば『○という街に行ってAという人物に話しかけ鍵を入手し○○塔に向かう』といった感じ)
登場人物の心理状況や状況解説なんかが書いてあるため、
ゲームをプレイしただけでは見えなかった点に気付かせてくれるのだ。
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月日は流れて大学時代。
大学に入ってからは洋楽にハマった。
しかし洋楽というのは曲のみならず。
名曲や名アルバムには大抵バックグランドとなる時代背景や物語があるのだ。
ビートルズの解散に至るまでの経緯
ロックスターが28歳で亡くなる傾向
○○は○○のアンサーソング
など
そういったものを解説しているものが特に好きになった。
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超おすすめの「本当はこんな歌」
この本のお陰でR.E.MのMan On The Moonと
Bruce SpringsteenのGlory Daysにハマった。
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英語学習を始めた今でも解説書をコレクションしている。
これは知らず知らずのうちにだった。
それにしても英語教材にも解説書があるとは!
英文法書とかではないぞ。なんだと思う?
それはスクリーンプレイである。
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スクリーンプレイは映画の会話文の書き起こしが載っている他
映画自体の解説もしっかしなされている。
映画1本に対しての本であるから、まぁそれくらいしてもらわないと困るな。
ひそかにこのシリーズは全て集めようと思っている。現在10冊ほど保有。
そんなわけで自分は解説書が好きなのだ。
何かを解釈するしているものが好き。
そう言えば英語学習初期段階では「英文解釈」ばかりやっていた。
ずっと持っていたのに見落としているもの。
それにいきなり気付いてハッとする。
どうやら本当に脳が冴えてきたみたいだ。
この新たな視点を持って多読書選びに活かしていきたい。