色んな場所で今回CNBLUEの現在について聞きたくない言葉が飛び交ってるのを見ました。

すぐ閉じたけど。

そういう状況であるのは薄々はわかっていました。

私も会場で隣の人が呟いてるのを、いや、呟きじゃないかな、聞こえるくらいの声量だったから。




思うのは自由。

非難も自由。

だから私も精一杯の抵抗。

ジョンシンを拍手で常に大喝采。

たった一つちっぽけな私にできたこと。



ブログのなかの孤島にすむ私だけど

通りすがりの人がチラ見するだけのとるに足らない文章でも誰かが傷ついたり不快に思うようなことは書くまいと気をつけているつもりではあります。
でもそれはわからないなともおもいます。
些細な言葉でも人によっては痛みになるから。








芸能界って場所は華やかな表舞台とは真逆の閉鎖的で常に色んな事が起きている特異な職場。
タレントやアーティストたちは一般企業でいうインセンティブを稼がなければ評価されない。


事務所に必要とされるために。

韓国は特に兵役があるから忘れ去られないように懸命にファンに対するサービス精神が凄まじい気がします。
それも日本とは違うところ。

そこからふるいにかけられて落とされないようにするには自分自身を律しないと致命傷になりかねないのでしょう。
日本以上にクリーンな私生活が必要で息が詰まりそうだと感じます。

そんな中
もしなにかミスをしたら?
スキャンダルに巻き込まれたら?

それを守るのは誰の役目なんでしょうか?

例えば人の道に外れたことをすればどんな社会でもそれぞれのペナルティが課せられることはある。
それがお金という対価を得てのルール。
それは始末書なり減俸なり。一般的な社会ではそれが普通。

アイドルとか公人になるとそれはかなりの厳しい処罰がくだされることもあります。

人気商売だから。

ファンの喝采を受けられなければアウトということなのでしょう。



所属アーティストの力と事務所の力のバランス。

力のなせる技。

これはなんとなくわかること。



日本も超大手事務所が大変な現状をかかえています。
逆パターンで守るべき人物が法的な罪をおかしてしまったことが明るみになりました。
残されたタレントさんたちはどうなってしまうんでしょう。
自分のみならず数多くのスキャンダルの火種をか大火事になるまえに消してきた当事者はもうこの世の中にはいません。
それはタレントを守ったと同時に自分の王国を守りたかったから。
それは決して良いことだったとは思えません。




当時のCNにはキャリアも力も年齢も未成熟だったあの頃。
どうしたらジョンヒョンを救うことができたんでしょうか?
他の三人が土毛座でもしたら許してもらえたのでしょうか?
存続できたのでしょうか?

誤解無きようですが私はジョンヒョンのソロコンにも一人参戦しました。ギター🎸のピンバッチも大切にしまってあります。彼が長野の夜空を見て作ったという「StarlitNight」も大好きな歌です。
それがライブで聴くことができないんだなと思うと本当に悲しかったです。

だからこんな現状になってしまったことが誰のせいとかより残念でならないです。




私事ですが、夫が病に倒れて患者の家族としての立場の厳しさに耐え難い憤りを感じたことがありました。

こんなことがあってもいいんだろうか?

と訴訟レベルの出来事もありました。

そのとき悟ったのは権力がある相手には、真っ向勝負しても自分の立ち位置が低かったら誰かを守ることなんてできないという事実。
訴訟を起こしたとして医療裁判はまず勝てないから時間の無駄だと。その事に労力を奪われるより夫の治療やリハビリに専念した方がいいと諦めました。
それでそのときは悔しい思いを納めることができたけど。
もしもプライドや正義を貫いていたらどうなっていたのか?ということにも後ろ髪は引かれました。

娘が同級生からのいじめで部活に行けなくなった時もそうでした。
理不尽な理由で教師たちに諭されてごまかされました。
娘のメンタルを強くしなければ試合にも勝てない。
なんのために特待生として取ってやったんだと顧問の先生になじられました。まだまだ根強く残ってるスポ根魂。しごき。
ある日血だらけで帰ってきた息子。キャプテンからの暴力行為も息子はインハイを先輩たちが控えているため黙っていてほしい。余計な事は言わないでと言いました。
息子は違う学校でしたが強化合宿で失神者続出の過酷な練習量。救急車搬送なんで珍しくなかったです。いまは一体いつの時代なんだろうと思ったくらいです。漫画のような話ですが事実です。


もしも、私に社会的地位とか影響力とかあればそういう扱いを受けず、意見も言えたのかもしれません。そう思うとやりきれませんでした。
例えばそれを振りかざしたなら同じ穴の狢なのかもしれません。

遡り私自身も義理母の暴力に耐えたことがあります。
父は守ってくれたけど陰でされてたことまでは知らなかったと思います。自立するまで耐えるしかなかった。父を頼ることは私にとっての本意ではありませんでした。
なぜなら余計に火に油だから。

結局は自分の身は自分で守るしかないのだと思い知ったときでもありました。


どんな立場でも力って必要。

力のないモノ言えない立場の人が傷ついたりするのはとても心が苦しいし辛いし空しいです。

自分もなにもできなかったから。

彼らCNがあの時どう対応したら良かったのかなんて今となっては正解なんて私にはわかるはずもないです。
ただ彼らより立場のある誠実な大人たちが向き合ってくれていたらもっと違う形での今があったのかもしれない。



言葉選びが難しいですが。

今は違う道を歩いていく4人。

それぞれが本当に自由に呼吸をして意義のある人生を歩いていってほしいと願うばかりです。

そして「力」という漠然としたものを持つ人たちは意義のある使い方をしてほしいです。


CNBLUE。一生懸命歌ってくれた。それだけで嬉しかったし幸せだったのに。


いまは寂しい気持ちで一杯です。

私にとって4人の時も

3人になった今も変わらず彼らが大切な出逢いであり存在なのです。