私は今、底無しの孤独を感じる瞬間があって。
たまらなくそれが心を壊しそうになります。
ふっと思い出す数々の出逢い。
そんな出逢いをかみしめる行事が最近ありました。
それは
コロナでなんども延期になった高校のクラス会。
私は出席しませんでしたが沢山の写真や動画が送られてきました。
思わず涙が溢れそうになって。
たまりませんでした。
動画から聞こえる懐かしい声。
お世話になった先生。
元気でよかったとホッとする。
先生は大きな木でした。雨風を凌いで日陰を造って休ませてくれる木。
そこにいたら多分私はその場に泣き崩れ、皆を困らせるか呆れさせたかも。
変わらない笑顔。
一番輝いてた時をすごしたから鮮明に思い出す。
この肉体がなくなってもきっと
それを記憶する魂というものが残るとしたら
どんなに今辛くても孤独じゃないのかもしれない。
それらをお土産として抱き締めて還っていけるのだから。
懐かしい仲間はつかの間の集いを喜んでまたそれぞれの居場所へ帰っていく。
渡り鳥みたいに。
集いは楽しくもありまた寂しくもある。
「じゃ、また、明日ね」と言うことはできないけど季節がめぐれば大きな木の下に集まることは出来る。
私の羽は今少し傷んでいるから飛んでいくことは出来なかったけど。
いつかは私のこの弱々しい羽でも
飛んでいけたらいいなと思いました。