マトリョーシカのおもしろきことのなき世をおもしろく -7ページ目
また、この日が来ました。



あの日早朝、まだ外は暗かった。

目覚める程の数十秒の地響き。

「この音は…」と思った瞬間に

ドンッと縦揺れ。

一戸建ての家が上下に跳ねた様な

程の体験した事の無い現象。

咄嗟に、

両脇に眠っていた我が子達を

布団の中に入れて

私はその上に被さった。

縦揺れの次には

家がミシミシギシギシと

大きな音をたてて横揺れ。

目視出来る程揺れていた。

とても長い時間に感じた。

何が起こったのか?

これからどうなるのか?

我が子達を守らねば。

そう思うのが精一杯だった。

当時の家は大阪でも南の方

だったので、揺れが収まると

我が家は大きな被害に至らなかった。



しかし、明るくなってくると

TVが悲しい現実を映し始めた。



大阪の南の端の方に居たので

直接的な被災はなかったが、

それでもあの時の恐怖は

忘れられない。



あれから19年。

あってはならないが、

日本は数々の被災を経験した。



日本は今どこに向かっているのか。

心の傷は癒える事は無い。

せめて被災者に笑顔が1つでも

増える優しい国になってほしい。



その為に自分に何が出来るのか?

熟慮し小さな行動でも

行おう。



慎んで祈念致します。