身体障碍につき、歩行できず車いす生活なので、もうすでに、7年近く、毎日の歩行数は、ゼロ歩。今は、毎週金曜日にリハビリで、歩行訓練をするが、厳密にいえば歩行しているわけではない。左足が全く動かないので歩けるわけがない。杖を突いて、右足と杖に体重を乗せている間に、左足を振り子のように振り出すのだ、左足は、装具という義足で、足首を固定して棒状にしてあるので、振り出して、ほんの少しの間だけ、棒状の左足と、右手で持った杖に、体重を乗せて、その間に右足を前に出す、この繰り返しだ。左足を振り子のように振り出すのではなく、少しでも動いて、前に出せれば少しは歩いているようになるが、今は移動しているに過ぎない。ただ移動しているだけとはいえ、それでもこの移動が大変重要で、手動の車椅子から電動車いすに自分で乗り移ることができるのだ。」わずか移動距離は、50センチか1メートルに過ぎないが、できるできないでは大変違い、乗り移りができるだけで、電動の車椅子に移れば一人で近所へ外出ができる。とりあえず現状の生活に慣れたので、毎日の穂数ゼロでも、特に困らず一人で生きている。この毎日の歩数が何歩なんて設問を考えた人は、毎日ゼロ歩の人間なんかがいるとは考えていなさそうなので、歩数ゼロの人間もいることに気が付いてもらうために書いてみた。