11/22-24 静岡県・富士スピードウェイにて
「AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPERGT ×DTM特別交流戦」
レース1・2が行われました。日本初開催SUPERGTと DTMマシンによる競演、
今回オートバックスセブンがタイトル
スポンサーとしてSUPERGT×DTM特別交流戦に協賛する。
レースウィークは徹夜組も含め、朝早くから特別交流戦の開催を待ち望んだ
全国のモータースポーツファンが富士スピードウェイに集結、イベント広場には
国内メーカーやアウディ・BMW、スポンサー関連などの店が多く
出店し最新モデルのマシンの展示なども行われました。
今シーズン取材させていただいたARTAチームを訪問、取材の機会をいただきました。
(ARTAチーム関係者の皆様有難うございました)
特別交流戦エントリーはGT500クラスの#8号車ARTA NSX-GT今回イメージカラーの
オレンジはなくCVSTOSとのコラボレーションによるカラーリングにブ変更ブラック
フルカーボンのボディに精悍なマスクに仕上げる。
タイヤはDTM選手権に使用されている「ハンコックタイヤ」のワンメイク、
レース経験のないチームはいかにタイヤを攻略出来るかが鍵となって来る状況の中で、
Race1は伊沢拓也選手がドライブ予選13番手から決勝を迎えレース序盤ヘアピンで
スピン喫し順位を落とすもコースへ復帰、その後は順位を上げ一時は
12番手まで回復するもレース後半セーフティカー導入などもあり15位でレースを終える。
「AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPERGT ×DTM特別交流戦:Race1」
優勝#37 KeePer TOM'S LC500 (ニック・キャシディ)
11/24 8:00~TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race GRAND FINAL
(10周or 30分)が行われ決勝では予選ポールポジションを獲得
#108号車 犬印ADSファクターVitz 峯 幸弘選手が10周決勝レーストップ
チェッカーを受け優勝を果たす。
10:45~イベント広場メインステージでは今回のSGT×DTM特別交流戦に参戦の
ドライバーによるトークショーが行われステージ前には多くのギャラリーが、
日本での参戦経験のあるロイック・デュバル選手は今回ポールポジションから
決勝レースを迎える意気込みをファンに熱く語りました。
11:35~「auto sport Web Sprint Cup Race2」グリッドウォークの頃には急速に天候も回復、
50分によるスプリント決勝レースが行われ、#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
(吉本大樹/宮田莉朋組)が前日のレース1に続き2戦連続優勝を獲得しました。
決勝レースを前にグリッド上では嬉しい再会も、今回アウディより参戦の
フランス人ドライバーブノア・トレルイエ選手、日本でのレース経験を持ちSUPERGTや
フォーミュラーニッポンで活躍TEAM IMPULのドライバーとして数々の優勝
自ら「星野ファミリー」と公言するTEAM IMPUL 星野一義監督との再会には笑顔も見られた。
DTM勢のドライバー#33号車レネ・ラスト選手の人気は凄まじくを取り囲むファンは
スマートフォン片手にドライバーと記念写真、気さくなメカニックの額には日本語で
「必勝」の二文字、決勝前グリッドウォークは華やかな中にも刻々と時間が刻まれていく。
14:26~55分+1LapのSUPERGT&DTM:Race2決勝スタート、各車一団となって1コーナーへ
進入レース序盤はHonda NSX-GT4台(#64・#1・#17・#16)号車による高速バトル、
しかしレースは荒れた展開に、予選12番手から決勝レースに臨んだ
#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)はレース序盤4台をパス8番手を走行、更に上位を狙うも
9周目に最初のSC(セーフティカー)がコースイン、11周リスタート後はさらに順位を上げ
5番手までポジションアップ15周目にピットイン、コースへ復帰後は2度目の
セーフティカーランもあった中、22周目には8番手まで順位をあげた
ものの再開後の周回で他車との接触によるコースアウトその後リタイヤとなった。
55分を迎えようとしているその時レースが再開されラスト1周のハイスピードバトルに、
トップチェッカーを受けたのは#64 Modulo Epson NSX-GT (ナレイン・カーティケヤン)
優勝、2020年からはClass1規定によるレギュレーションとなり現行ミッドシップエンジン
NSX-GT最後の「AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPERGT ×DTM特別交流戦
Race2」を閉めくくる結果となりました。
レース結果など詳しい事はSUPERGT オフィシャルサイト
(https://supergt.net/pages)をご覧下さい。
<Photo &記事作成 E.EBATO>