3/23-24 三重県・鈴鹿サーキットにてシリーズ開幕戦ピレリ・スーパー耐久シリーズ第1戦
「SUZUKA"S耐"春の陣」5時間耐久レースが行われました。2019モータースポーツ開幕、
  鈴鹿サーキットで行われる今年初のビックレース、全国では桜の開花の頼りも聞かれる中、
  ここ鈴鹿サーキットでは幾つか蕾は見られるものの開花には至らず(3/24現在)
  朝早くからシーズン開幕戦を待ち望んだモータースポーツファンがサーキットへ来場されました。
 
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  2019年のピレリ・スーパー耐久は昨年のST-XクラスからST-5クラス7クラスによって争われてきましたが、
  今シーズン新たにST-Zクラスが新設、新規参入チームもありエントリーも50台を超え、8クラスで
  2019年シーズンを戦います。CMSC取材の1つであるST2クラスのエントリーは4台、カーナンバー順から
  #6#7シンリョウレーシングチームから2台のエボX、#17 TEAM NOPRO MAZDA アクセラ、昨年のクラス
  チャンピオンチーム#59 TOWAINTEC Racing WRX土曜日に行われた公式予選では、A・Bドライバー
  合算タイムで#6 新菱オート☆DIXCELエボX(冨桝朋広・菊地 靖)組 4'34.078でST2クラストップタイム、
  以下#59~#7~#17号車となり決勝レースを迎えることとなりました。
 
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 ST2クラス#6 新菱オート☆DIXCELエボX(冨桝・菊地・大橋)
 
  明けて日曜決勝日を迎え天候は朝から快晴、早くから鈴鹿サーキットへモータースポーツファンの方々が
  来場、今回のピレリ・スーパー耐久レース決勝は5時間、9:25からTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race
  プロフェッショナル決勝レース(5.807km×8周)が行われ、予選2番手ダンロップタイヤを履く
  #206 T和歌山 OGAWA86 松本武士選手が初優勝
 
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  2017年までST2クラスCMSC山形RSオガワでST2クラスを共に戦った下垣和也・近藤説秀選手らが
  松本武士選手初優勝の祝福にチームを訪れました。松本武士選手優勝おめでとうございます!
 
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  10:20からは、決勝レースを前に前日に続きピットウォークが行われました。コース上では今春
  日本発売となる話題のGR「スープラ」TOYOTA GAZOO Racing 脇阪寿一さんドライブによる、
  国際コースを使っての走行が行われました。
 
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  ピットウォークにはたくさんの方が入場され、応援するチーム好きな車をお目当てにお子様から
  大人まで、エボXの人気は未だ根強く多くのファンが新菱オートチームを訪れ楽しい時間を過ごす。
 
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  11:45~決勝レースを前にスタート進行が行われ全車スターティンググリッドへ、決勝レースを目前に緊張感も高まる。
 
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 今回の5時間決勝レース総合のポールポジションは2018 ST-X クラスシリーズチャンピオン
   #1 GTNET GT3 GTR   (浜野彰彦・星野一樹・藤波清斗組)4'00.763
 
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  12:35~5時間の決勝レーススタート、オープニングラップ混乱なく各車1コーナーへ昨年の覇者
  ST-X#1 GTNET GT-Rは安定した走りで周回を重ねる。後方ではレース序盤から各クラスごと
  激しいバトルを展開、各クラス入り乱れての走行に。
 
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  ST2クラスはレース序盤から#6号車と#59号車のトップ争い、
#7号車エボXマシントラブルによる緊急ピットイン修理に時間を要し戦線離脱、
修理を終えコースへ復帰するも周回遅れに#17号車アクセラが3位へ。
 
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  時間の経過とともにレースが荒れ始める、ST-4クラス昨年クラス優勝の#86 TOM'S SPIRIT
 マシントラブルでレース序盤でピットイン頭からガレージへ修理に長い時間をかける事に、
 レース中盤にさしかかった53周目レースアクシデントST-Xクラス #1 GTNET GT-Rにも不運が、
 ST-4クラスのマシンを接触、マシンにダメージを追いトップ争いから脱落、昨年から採用された
 FCY(フルコースイエロー)SC(セーフティカー)がコースへ波乱の展開にアクシデントを巧みに
操りピット作業を済ませ上位進出するチームもあればレース戦略を練り直すチームもあり順位も
目まぐるしく変わる。
 
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 レース中盤に#6号車をパスしトップへ浮上した#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは
 荒れたレースの中でも安定した走りドライバー交代&ピット作業をこなし終盤へ、
 #59号車は116周を周回し2番手#6号車2周の差を付けて開幕戦優勝を飾る。
 
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  ST2クラス優勝 #59 DAMD MOTUL ED WRX STI  大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組
 
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  ST2クラス2位#6 新菱オート☆DIXCELエボX 冨桝朋広/菊地 靖/大橋正澄組 
 
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  ST2クラス3位#17 DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D  野上達也/谷川達也/大谷飛雄/野上敏彦組
 
  次戦ピレリ・スーパー耐久シリーズ2018第2戦SUGO3時間レースは菅生サーキット
(宮城県・村田町)にて4/27-28日行われます。  
  詳しくはピレリ・スーパー耐久オフィシャルサイト(http://supertaikyu.com/)をご覧下さい。
 
  <編集後記>
 今回の取材に際し、㈱モビリティランド様関係各所チーム関係の皆様、
 取材機会を頂き改めて御礼申し上げます。
 
   < Photo & Report by E. Ebato  >