6/1-3日富士スピードウェイ(静岡県小山町)にて2018ピレリスーパー耐久シリーズ
 第3戦「FUJI SUPERTEC 24時間耐久レース」が行われました。
 富士スピードウェイでの開催は 1968年以来、実に50年ぶりの開催メモリアルイヤー
 朝早くから開催を待ちわびたモータースポーツファンがサーキットを訪れました。
 
    
 
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 取材対象でもあるST2クラス#59 DAMD MOTUL ED WRX STIチームを訪問、
 24時間レース取材させていただく機会を得ました。取材したものを公開します。
 午前中行われたピットウォーク、モータースポーツファンがチームを訪れ、
 ドライバーとともにピットウォークを楽しみました。
 24時間レース、ドライバーは4名A大澤学B後藤比東至C井口卓人D石坂瑞基選手
 
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 金曜日に行われた公式予選、Aドライバー大澤学Bドライバー後藤比東至選手、
 ST2クラス3'45.496でクラス1位、総合16番手から24時間レースを戦う。
 24時間先のゴールを目指しマシンがグリッドに整列、ゲートオープンされると
 コース上は人で埋め尽くされる。
 
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 15:00~セーフティカー先導ののち、24時間耐久レースがスタート各車1コーナーへ、
 大きな混乱なくオープニングラップを終え、#59WRXは後続を引き離しにかかる。
 各クラスのマシンが入り乱れる中スタート開始30分あまり15周目1コーナー進入で
 レースアクシデント発生、#59WRXと#82アウディ2台が接触、WRXは右側前後ドアを
 大きく損傷足回りに影響はなかったものの戦線離脱、スロー走行を余儀なくされる。

 

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 ピットはまさに戦場状態、メカニック総出でマシンの修理にかかる。
 ドアピラーの歪みを矯正破損箇所はテーピングを施し、損傷のひどかった
 フロントドアはパドックに駐車していた関係者のドアを移植する事で
 ピット作業を短縮、周回遅れ素早い対応でコースへ送りだした。
 
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 #59WRXはコースへ復帰したものの、24時間耐久レースは始まったばかり
クラス4位で周回を重ねるも、チーム・ドライバーはまだ見えぬ上を行く3位
#17アクセラを猛追懸命な走りが続く。

 

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太陽が西に傾き、だんだんと暗くなっていく中、レース開始3時間半を
過ぎた18:30からナイトセッションが開始となる。全車ライト点灯、
新設されたサーキット照明もコースを照らす。
サーキットは夜を迎えることとなる。#59WRXもピットイン、
ドライバー交代給油などピットは慌しくなる。
 
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 日付けが変わる頃深夜のグランドスタンドでは熱心なモータースポーツファンが
 思い思いにレース観戦、少し肌寒さはあるもののサーキットに吹く風は心地良い
 
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 一夜明けて、サーキットも朝を迎える。深夜には赤旗中断やSC導入など混乱も
見られたが周回を重ねる。24時間レースは折り返しST2クラス順位に変動はない。
 
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 太陽が昇り気温上昇、疲労もピークに#59WRXの順位は変わらないものの順位に
 変化、3位走行の#17アクセラとの差を懸命な走りとピットワークで詰めて行く。
 
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 24時間レースも3/4を消化、トップのマシンの周回数も600周に迫る中、
 #59WRXはついに前を行く#17アクセラ#7エボXとの差を僅差にまで
 追い上げついに射程圏内まで順位を挽回、前車を猛追する。
 
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 クラス上位のマシンまで手の届く所まで追い詰めた#59WRXだったが、
 マシントラブルを起こし自走不能となり再び周回遅れに。#59号車が
 テーピングで補修され再スタート、チームは最後までレースを
 諦める事なく24時間レースも終盤へ。
 
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 24時間レース3時間経過の時点ではトップを行く#6新菱エボXとの差が
 9周ありましたがチーム・ドライバー一丸となって最後の最後まで
 レースを諦めず完走、633周を走りきりクラ4位でレースを終えることと
 なりました。第3戦25ポイント獲得78ポイントとなりST2クラス2位で
 次戦オートポリスに望みます。
 
 次戦第4戦は、7/15-16日九州・オートポリスサーキットにて
 「TKU スーパー耐久レース in オートポリス」行われます。
 
 詳しくはピレリスーパー耐久オフィシャルサイト(https://supertaikyu.com/)を
 ご覧下さい。
 
 <取材後記>
 今回の24時間耐久レース取材にあたり、㈱富士スピードウェイ様、
チーム関係者様大変お世話になりました。有難うございました。
 
 
 <Photo&Report by E.EBATO>